Katakana-日本のかっこいいを集めたお土産屋さん

10ヵ月目

#日々の出来事

お陰様でkatakana自由が丘店を開業させていただきまして本日で10ヵ月を迎える事が出来ました。毎月毎月変化の無い言葉にはなりますが、本当にありがとうございました。すべての方に感謝致します。

10ヵ月目を迎えた僕達にBIGイベントが訪れております。このブログでも何度かお知らせさせていただきましたが、8月3日~22日まで伊勢丹新宿店さんの5階ステージ#5において【東京ゲストハウス】というイベントに参加しているのです。

きっかけは5ヵ月位前のある展示会の事です。前々からお店に置きたいなと思っていた「そば猪口」が展示されていました。「おっ!これは商談させて頂かないといけないな」と思い、早速色々とお話を伺うと、この商品が作られた製作背景も魅力的でした。「是非、ご商売させて下さい」と名刺交換をすると、先方の担当の方の動きが「ピタッ!」と止まりました。

「んん?何だろう?」名刺を「じっ~」と見ています。そしておもむろに顔を上げると

「この名刺に書いてある、日本のカッコイイを集めたお土産屋って何なんですか?す、すごいコンセプトです!実は今度私たちが伊勢丹新宿店さんで日本をテーマにイベントのディレクションする事になったのです。是非今度お話をさせていただけませんか?近いうちにお店にお伺いしたいのですがご都合はいかがですか?こちらから連絡しても良いですか?」

矢継ぎ早に質問をされてしまいました。僕はあまりにも急な展開に多分「ぽか~ん、、、」としていたと思います。その時の担当の方が村上美術の深澤さんです。その後何度か深澤さんとミーティングをさせていただいて、ある程度計画を詰めることが出来たので、いよいよ伊勢丹のバイヤーさんに初プレゼンです。

ドキドキしながら伊勢丹会館の商談室で待っていると、担当の松本バイヤーが登場しました。お会いした瞬間に思いました。

「あっ!この人と一緒に仕事をしたいな。」

そして本当に「アッ」と言う間にイベントの当日を迎えました。初日の結果は僕達の予想を上回る程の大好評でした。伊勢丹さんの集客力には本当にビックリです!この機会を与えていただいた深澤さん、ビックリするほどの良いスペースを割り当てていただいた伊勢丹バイヤーの松本さん、僕達の事を影から支えていただいている商品部の川原さん、僕達の我儘を嫌な顔せずに聞いていただいている売り場スタッフの方々、本当にありがとうございます。

イベントスタートから一週間、僕達は自由が丘と新宿をバタバタバタと右往左往しています。僕はこの一週間のほとんどを伊勢丹さんで販売しています。そして改めて気付いた事があります。

katakanaが開業してまだ10ヵ月ですが、本当に色々な方と出会う事が出来て、沢山の方から応援していただけている事。自由が丘のお店は路面店なので、雪の日や大雨の日、モノ凄く暑い日はとてもお客さまが少ないです。でも、そんな日に僕達のお店にお客様がご来店くださると本当に嬉しいです。

「来て頂けるだけでうれしい」

そうです!開業の日も同じ思いでした。商売なので売上を上げて利益を出さないとやっていけないのですが、ご来店頂いたお客さまがお買い上げ頂けるかどうかは結果論です。

満足して頂ける品物を揃えているか?
居心地の良い空間を作れているか?
応対に不備はないか?
お買い物を楽しんでいただけているか?

僕達がやれる事は山のようにあります。

この10ヵ月そんな事を毎日やって来ました。なんとなくですが、最近お店の形が出来つつある様な気がして来ました。でも、まだまだこれからです。最後に今まで僕達を支えていただいたお客様、本当にありがとうございます。そして新たに出会うお客様、よろしくお願い致します。僕達はもっともっと良いお店にしていきたいと思っています。

がんばります。

日本のカッコイイを集めたお土産屋さん
katakana自由が丘店からのお知らせでした。