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さがしモノの旅 石川県能美市編 国造ゆずのマルシェやります!

#さがしモノの旅


さがしモノの旅 石川県能美市編

10月の終わり位の事です。週末のバタバタしている自由が丘店に、物静かな女性が紹介したい商品が
あるので話を聞いて欲しいとの訪問がありました。
基本的にはアポイントをとって頂いてきちんと商談をしたいので、アポなしはお断りしています。
その方とは平日のゆっくり出来る時間に来ていただき、商談がスタートしました。

紹介してくれた商品は、ゆずのハンドクリームとフェイスパック。
正直、ちょっと苦手なアイテムです。なぜなら、違いが分かりにくいから。
日本製の化粧品はレベルが高いので、どれを使ってもそこそこ良い。
(その後、試供品を女性スタッフにテストしてもらったら高評価でした!)
話を聞き進めていくうちに、化粧品も売りたいのだけど、本当は石川県能美市の国造(こくぞう)地区
で作られている、無農薬のゆずを紹介したいのだとわかりました。

正直、ゆずはちょっと苦手な果物です。
柚子胡椒は大好きですが、生の果実はどう食べて良いかわからないから、自ら進んで手に取る事はあり
ません。商談のしめくくりに「機会があったら何かのタイミングで導入を検討します。」と伝えました。
彼女は「ありがとうございました。金沢にいる社長の森にも伝えておきます」
「ん?金沢の森さん?下の名前は?」
「進太朗です」
な~んだ!あの森さんでしたか!5,6年くらい前からお世話になっている取引先さんです。
森さんは不思議な人で、何をやっている人か分かりそうで分からない。
カタカナとはオークヴィレッジさんの商品でとてもお世話になった方です。

※写真 森進太朗さん
しばらくたって森さんからメッセンジャーが入りました。
内容を簡単に説明すると「ゆずを見に金沢に来ませんか?収穫をする経験が一番理解できると思います」
難しく言うと「食品加工や利用に関する専門家を招いた生産地加工地の検討会」という立派なタイトルが
つけられていました。
ゆずの生産地は見たことが無かったので、参加決定!せっかく行くのだったら、金沢に泊まって次の日は、
森さんに金沢の作り手の方々を紹介して頂こうと提案したら即OK!
さがしモノの旅・石川、金沢編の実施が決定しました。


朝、始発に飛び乗り、金沢に9時前に到着!さっそく車で40分ほど走ったところが石川県能美市の国造地区です。
こくぞう交流館で参加者の方々と顔合わせ、東京や地元から、映像関係、化粧品製造関係、食品販売企画関係、
メディア関係など、15名位があつまりました。
人口減少、少子高齢化が進行しているこの土地に「ゆたかなくらし協議会」が立ち上がり。
まず、最初のステップとして「ゆず」にスポットを当てたのだそうです。


さっそく、ゆず畑に向かいます。
柑橘類のため、以前愛媛県で見たみかん畑に似ています。


この畑の国造ゆず生産組合長の塚田さんは80才!めちゃくちゃ元気でビックリしました。


ゆずと言えば「木頭」という品種が有名だそうですが(知らなかった、、)
塚田さんが栽培に力を入れているのが全国的にも珍しい「多田錦」という品種。これは木頭にくらべると
半分くらいのサイズで、種が無く、皮が薄くて、果汁がたっぷりつまっています。

「さー!どうぞ木からもいで食べてみて下さい。無農薬なので皮ごと食べれますよ!」
僕、ドキリ、、スッパイの苦手です。


でもそんな子供な対応はその場の空気は許されず。意を決して「ガブリッ!」
「?!」スッパイけど美味しい!その後、ゆず畑で獲れたハチミツをゆずにかけてみたところ!
これが本当に美味しいのです。


そしてその場で、カタカナマルシェを開催して欲しいとお願いをしました。
あっという間に開催決定!

石川県発 無農薬「国造ゆずマルシェ」
日時 12月2日(土)3日(日)11時~
場所 katakana/カタカナ自由が丘店
〒158-0083東京都世田谷区奥沢5-20-21第一ワチビル1階

当日のメニュー
・国造ゆず 多田錦
・国造ゆず 木頭
・国造ゆず 果汁100%
・国造ゆずハチミツ
・国造ゆずハンドクリーム
・国造ゆずフェイスパック

◎当日はゆず農家の塚田さんが店頭に立ち販売応援してくれます。


平均年齢80才のゆず農家の方々。本当に元気でお肌がスベスベ。ゆずパワーのお陰だそうです。

「桃栗3年、柿8年、ゆずの大ばか18年」と言われるように、ゆずは実が付くまでとても長い時間がかかります。
美味しいゆずをのぞきに来てくださいネ!多くの方に国造ゆずを知って欲しいと思います。
お待ち申し上げております。

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katakana/カタカナ自由が丘店からのお知らせでした。