Katakana-日本のかっこいいを集めたお土産屋さん

カタカナ河野の気になる街とモノとコト vol.9 長野県上田市 前編

#コラム

カタカナ河野の気になる町とモノとコト 長野 上田編


平日に2日ほど店を飛び出し長野の上田に行ってきました。
昨年末からずっと考えていた“カタカナの進む道”がはっきりと見えて
きそうで肝心なところの焦点がピタリとクリアにならない。
そんなモヤモヤを解決するために、気になるところに自分で行って、
見て、空気を感じることにしました。
今回は“パンと日用品の店 わざわざ”さんに行くことが旅の目的です。

長野の上田ははじめて訪れる町です。
戦国武将のなかでも僕が大好きな真田幸村の活躍した土地。青空の朝
の上田は、城下町らしい品のある凛々しい空気に包まれていました。

前乗りで一泊し、一日めの朝はUni Caféさんでモーニングをいただき
ました。何軒かほかにも気になる喫茶店があったのですが、朝早くか
ら営業しているこちらに決定。
熱々のホットサンドとコーヒーを飲みながら、来年度のいろいろなア
イデアが生まれてきます。何だかとてもいいムード。


裏通りに入ると、蔵と立派な長屋が続く通りに出ました。そこにある
のがリベルテさん、障害者の方達のためのアート作業所です。入り口
近くに展示スペースがあり作品を販売していました。気になったのが
このポチ袋。とてもいい作品なので取り扱いを検討しています。

全国のパン好きの方にその名を響き渡らせるルヴァンさん。今日はお
休みなので明日お伺いします。



大正時代から続く老舗の万年筆屋さん。僕たちが東京からきた雑貨店
だとお伝えするといろいろなお話を聞かせてくれました。
「信州大学にくる中国からの留学生が、日本製のいい万年筆を買いに
来るのよ。やっぱり漢字を書くには欧米のモノより日本製が一番と親
御さんに言われるみたいね。とても嬉しそうに大切に買って帰るわ」
店頭のウインドウに日に焼けたポスターが貼ってありました。“ぺん
は大人の贈り物”。文房具が以前より少なくなってきたカタカナですが、
もう一度お店に置くものを選びなおしたいと思いました。


お昼は迷いましたが、とんかつ屋さんにしました。家族で切り盛りさ
れている店内は心地よく、お肉は歯ごたえがしっかりあって柔らかい。
おいしいとんかつを頂きました。



工芸店などに立ち寄りながら街を散歩して、BOOKS&CAFÉ NABOさん
に到着しました。古本と新刊本が混ざりあい、おいしいコーヒーが飲め
る心地のよい空間。何時間でもいられそう。2014年のオープンからま
だ3、4年ですが、すでにこの街になくてはならない存在になっていると
思いました。来ているお客さんの品の良さ見て確信したのです。

その日は日本最古の温泉との説もある別所温泉に宿をとりました。
ここのお湯がとてもいいお湯で、ご飯もおいしい!しかもリーズナブ
ル。温泉街なのですがガヤガヤしていない雰囲気もいい感じでした。

明日は、わざわざさんに向かいます。

日本のカッコイイを集めたお土産屋さん
katakana/カタカナ自由が丘店から
河野の気になる街とモノとコトでした