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さがしモノの旅 浜名湖

#さがしモノの旅


9月に入り、秋の野外イベントが盛りだくさん。
静岡県・浜松で開催された「浜名湖アートクラフトフェア」に行って来ました。

会場の浜名湖ガーデンパークへは、浜松駅からバスで1時間かけるか、JR弁天島駅からタクシーで10分で行くかのどちらかです。浜松から弁天島駅までは10分なので最短で20分で会場着!少しでも会場をゆっくりと見たいので、早く着くJR+タクシールートを選択。
しかし、、弁天島駅はまずまずのローカル駅でタクシー乗り場はあるけど客待ちの車はいない、乗り場にあるタクシー会社へ電話するも、「今はすべて車が出払っているから、時間かかりますが並んで待っていてください」と事務的な応対。
その日東京は曇っていましたが、浜松は快晴で湿度高めの33℃。タクシー乗り場には日陰は無し、、やっと来たタクシーに乗り込みクラフトフェアの会場の行き先を言うと、「さっきも行きましたが大渋滞で普段は10分もかからないですが30分経っても到着出来なかったんですよ」結局途中までタクシーで行き、歩いていく事にしました。

汗だくでたどり着いた会場は、多くの人々で溢れていました。そして目に飛び込んで来たのが300の出展者が並ぶテントの屋根。

そのテントの向こう側に飲食ブースが並んでいます。あきらかに業者感満載の大きなド派手な看板が視界に入り、ちょっと嫌な予感、、

会場を見始めてみると、う〜ん、、どこかで見たことがある商品のオマージュ?がチラホラ。問題は、それがご自身で色々な考えを消化されて作品に反映していれば「ほ、ほぉ〜。そう来ましたか!」となるのですが、完成度は、、?

その中でもキラッと光るモノを持っている方もいました。
やはり僕の足が止まるのは「独特」な空気感を作品が持っている事。
今回ご挨拶したのは3人。その中でも2名はお店にはあまり卸していないとの事で取引出来るには長期戦になりそうです。

気がつけば会場に着いて2時間余り水分補給していませんでした。会場内にある自動販売機にいくとすべてSOLD OUT。
やばい、、熱中症になりそう。飲食ブースの片隅に「かき氷」の旗がヒラヒラ!
300円と言う最近のかき氷では安価なプライスに一抹の不安を抱えながら
「何味にしますか〜?」
と聞かれ、・ブルーハワイ・メロン・イチゴなどの中から一番おとなしそうな味のレモンを選択。出来上がって来たのは蛍光ペンの様な鮮やかなレモンイエロー!「、、、、そ、そうだよね。」でも体は水分を求めていて3分で完食。

その後も会場を見て廻り、15時過ぎに視察が完了。行きのタクシーの運転手さんに「帰りはあきらめて下さい。」との言葉通り。バスは来ない。タクシーも来ない。
JR弁天島駅まで歩く事にしました。Google Mapで所要時間を見ると1時間20分。
見晴らしはメチャクチャ良い浜名湖湖畔を日陰ゼロの状況で歩く、歩く、、そして沿道には自動販売機はありません。
僕は歩き始める前に決めた事があります。「浜松駅についたら餃子を食べる!すこし時間は早いけどビールも頂く」それだけが心のより所でした。
予定よりも10分早く弁天島駅に到着!ホームに行くと運よく電車が来て、浜松駅に16時半に到着しました。

駅ビルに浜松餃子の名店が2軒あるとスマホで調べは済んでいるので、急ぎ足で向かいます。しかし、浜松駅は「ここは新宿かっ?」ていうくらい人が多い。
すごいな浜松。
そして、駅ビル1階の餃子屋さんに行くと30人位並んでる、、中途半端な夕方の時間なので有名店でも楽勝に入れると思っていました。レストラン街は大丈夫だろうと最上階までいくと別の餃子屋さんは50人位並んでる。他の駅ビルでも良く見るチェーン店の飲食店も10人以上待っているお客さんがいます。すごいな浜松。
駅ビルはあきらめて、駅の周辺で食べ物屋さんを見つける事にします。
でも、どこもやっていない!中途半端な時間だから、、
浜松駅に着いて、30分以上が経とうとしています。
「もうダメだ。何でも良いから食べたい」
そう思った僕は駅の駅弁コーナーに向かいました。
駅のホームか広場で食べよう。
ショーウィンドウにはウナギのお弁当もありましたが、我慢してアサリと牛肉のそぼろ弁当に決めました。
そして衝撃の一言が!「お兄さんごめんね〜今日の分は全部売り切れたのよ〜!」
「、、、、、、(失神)」
僕はお弁当売場のおばちゃんに聞きました。
「浜松っていつもこんなに賑わっているのですか?」
「今日は大変だったのよ!新幹線の車両工場の公開があったのと、さわやかウォーキング大会のゴールが浜松駅だったのと、キスマイのコンサートがあったのよ」
「、、、、、、(納得)」
放心状態で歩いていると、新幹線の改札の中に立ち食いソバ屋が見えました。
「ざるそばか冷やしタヌキそばが食べたい!」しかし券売機は売り切れランプ点灯。
「ごめんね〜、冷やしの汁が切れちゃって」

結局僕は立ち食いソバ屋さんで熱々のカレーそばを食べました。

今回のさがしモノの旅は以上です。
毎回素敵な出会いがたくさんあって、その土地の美味しいモノを食べられるとは限りません。良い経験をさせて頂きました。
ありがとう浜松。

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katakana/カタカナからのお知らせでした。