katakana – カタカナ(日本のカッコイイを集めたお土産屋さん)

日本のカッコイイを集めたお土産屋さん

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イベントのお知らせ

Sa-rahの服と或る男

いよいよイベントがスタートします。

以前ご紹介したのは2016年の「大四国展」の時なのでなんと4年前。

そう言えばオリンピックやっていたかなぁ?

Sa-rahさんの服と言えばワンピース。
すべて天然素材を使った洋服は着る人を元気にさせます。

シャツワンピースも

カシュクールワンピースもドッサリ入荷します。

シャツやスカートもあるので楽しみにして下さい。


そして僕たちのもう一つの楽しみが

「或る男」

陶芸家であり人形作家の杉浦史典さんの作品。

どんな男が来るのかワクワクして梱包を開ける事にします。

さがしモノの旅で訪問した、Sa-rahさんの松山にあるest店

ここの店長はなんと杉浦史典さん!(言っちゃっていいのかな?)

なんと!明日の初日は杉浦さんがご来店!

いつも太陽の様なSa-rahの帽子さん。

さっそくお気に入りの或る男を見つけました。

みんなでパチリ。一番奥が杉浦さん。

自由が丘に素敵な愛媛から素敵なモノがやって来ます。

ぜひ遊びに来てくださいネ。

日本のカッコイイを集めたお土産屋さん
カタカナ自由が丘店からのお知らせでした。

このシャツに出会ったのは、ある展示会の事です。
雑貨がメインの展示会のでしたが、会場の片隅でラックにシャツを並べているお兄さんがいました。
何を隠そう私河野は大のシャツ好き。奇をてらったモノは好きでは無く、シンプルなシャツに惹かれるのですが、この日は少し変わったこのシャツに目が留まりました。


ブースに立っていて、ちょっとイカツイイメージの男性に声を掛けました。
その人がmotoneのデザイナーであり責任者の根本さん。
名刺には「根本ニトロクン潤」と大きく印刷されていました。

「ニトロクンってなに?」と聞くと、「自分はバンドやってたんで、ニトロクンなんすっ。って言うか、バンドはまだやってるんすけど、実家の縫製工場でシャツ屋やってます。はい。」「いま国内の縫製工場がやばい感じで、このままだと無くなっちゃうんで、頑張ってシャツ作ってるんす。はい。」

なんでニトロクンなのかはわかりませんでしたが、熱い思いでシャツを作っているのが十分に伝わりました。

展示してあるシャツの中で、ひと際変わったシャツがあったのでその場で試着してみました。

その名は「エンゲイシャツ」
あるイベントで苗木屋さんと一緒になった時に、作業する時に着るシャツが欲しいとリクエストされて作ったのがこの園芸シャツなのだとか。

着てみるとめちゃくちゃカッコイイ。
ジャストサイズで着るよりも大きめを選んでダボダボで着るのがおススメです。
※河野これ買います。

カタカナでPOP UPイベントをやる事が決まり。
会期の1が月前。
「やっぱり、モノ作りの現場を見た方が良い」
突然、店長の妻が言いました。

12月は繁忙期なので自由が丘の店を離れることが出来ませんが、1月だったらと福島出張を決めたのです。


東京から新幹線やまびこに乗り、あっという間に新白河。
そこから在来線で矢吹駅に向かいます。


そして辿り着いたのがmotoneの看板が掲げられた縫製工場。


事務所で根本さんがmotoneを作る事になったきっかけを聞きました。
根本さんは若いころからずっとバンドをやっていて東京に暮らしていたそうです。
自分のライブでCDやバンドTシャツを売る感覚で、実家がシャツ工場という事もありオリジナルのシャツを作って販売していたそうです。


その時生まれたのがこの袖口にリブの付いたシャツだそうです。
しばらくの間、ライブ会場で売る為にお父さんの経営する実家の工場にオーダーを出していたのだそうです。「その時は縫製工場のお客さんでした」と根本さんは笑います。


その後、根本さんが福島に帰るきっかけは、3.11の震災でした。

帰ってきて工場の状態を見た時、色々な面で大変な状況だったそうです。
何が大変かと言うと、縫製工場としての事業構造でした。
縫製工場の多くは賃加工といって、商社やふり屋から仕事をもらいます。この事は売れている時代であればドンドン仕事が来て、数をたくさん作る事で安い加工賃でもやっていけたのですが、今はモノが売れない時代です。工場は稼働率が下がると死活問題。
また、商社などを通す商売は間に何にもの人が入る為、仕様書の不備などで判断をあおぐ場合、伝言ゲームのようになる危険があり、その間工場の作業はストップしてしまいます。

根本さんはこの事を「明日の仕事が無い恐怖」と言いました。

「これからは商社のようなところでは無く直接ブランドと商売しよう」
そう決めて動き出しました。
彼の持ち前の積極性で仕事を取って来るのですが、ここで問題が起こります。
新規開拓したブランドたちは大量生産では無く、1つの生地を使いシャツもジャケットも作り、ワンピースやスカートの生産を依頼されます。

でも、実家の工場はシャツ、ブラウスの専門工場なので、今までジャケットなどは縫ったことがありません。
仕事を取ってきたはいいが、勉強しながら生産をするバタバタが続きます。

人材の面でも問題がありました。
国内の工場では良く見る光景ですが、アジアなどの海外研修生でコストを抑えた経営を10年以上続けていました。でも4,5年前から研修生の募集も少なくなって、質も落ちて来たそうです。10年前は100人以上が面接会場に来ていたのが、3年前には10人も会場にいなかったのだとか。
「昔は日本に行きたい!縫製の技術を学びたい!と言う人が多かったが、縫製の仕事は現地でも人気が無いのかもしれないです」

じゃあどうするか?

「日本人だけで工場をやろう」

そう決めたそうですが、ここにも問題が、、

いま工場には8人の日本人の女性がいます。技術力はピカイチですが平均年齢が60才を越えてしまうかも?
「20年後30年後を考えた時にこのままではヤバい。」

誇りを持てるようなオリジナルのブランドを作って、若い人が定着するような仕事場にしないといけない。

これがモートンの生まれるきっかけです。

そんな思いで大切に作られたモノは、ワークシャツと言っても、シャツの専門工場だけあってもの凄く丁寧な縫製をしています。着心地の良いシャツがそのままに、使い心地の良いシャツになっています。

<少し専門的な解説>
アームホールや袖下と脇下は「折伏せ縫い」です。カジュアルなワークシャツなどには、生地の裁断面が見える「インターロック仕上げ」が多いのですが、motoneでは高級シャツと同等以上の仕立てにこだわりました。また袖口とリブの縫製には二本針オーバーロックミシンを使い、伸び縮みする生地をスムーズにつなげています。両裾の脇は、五角形のガゼットで補強しています。


袖口のリブは4色から選べます。
※一部4色対応していないスタイルもあります。

シャツだけではない!

「ファブリックトレーナー」との言葉通り布製のトレーナー。
その他、ガウンコートやワンピースなども展開します。

跡取りの根本ニトロクン潤さんとお父さんの根本社長。

20軒ほどあったこの地域の縫製工場の最後の1社。
でもこの1社から日本のモノ作りが変わるきっかけになればいいなぁと思いました。

1月18日より素敵なシャツが並びます。
女性用はもちろん男性用やユニセックスのシャツを揃えてカタカナ自由が丘店でお待ちしています。

「motone はたらくシャツ展」
日時 2020年1月18日(土)~1月31日(金)
場所 katakana/カタカナ自由が丘店
人は、「よーし!やるぞー」と気合がはいった時、腕まくりをします。
力仕事をする時、洗い物をする時、生活の中でシャツの袖を 上げる機会は意外とあります。
袖口にリブをつけたら快適に上げ下げが出来るようになりました。
縫製工場の跡取りの根本さんが、丁寧に本気で仕立てた、 新しい「ワークシャツ」です。
お楽しみに。

さがしモノの旅に行ってきました。
場所は福島の白河という那須高原より少し仙台方面に北へ向った矢吹駅。
目的地は「motone」というファクトリーブランドを運営している根本さんを訪ねました。

今月のPOPUPイベントの前に、どうしてもその前に作っている現場を見たかったのです。

熟練の縫製のプロフェッショナルの方達。
キレイに整理整頓されているスペースで黙々と作業されていますが、その姿からは仕事に対するプライドを感じました。

現場では分からない事や不安な事はその場で解決!

社長の根本さんと、今回motoneのブランドの生みの親の次男の根本さん。
お二方ともめちゃめちゃカッコイイ!!

なぜ作るのか?
なぜやり続けるのか?
なぜ変わろうとするのか?

たくさん教えて頂けました。

やっぱり現場に来ないと分からないことがありますね。



「motone はたらくシャツ展」は1月18日(土)からの開催です。
イベントについては、画像をクリック!↑

ぜひ、お気軽に試着してみてくださいネ。
気心地の良さが違います。

日本のカッコイイを集めたお土産屋さん
katakana/カタカナからmotoneさんのお話でした。

突然ですが来年2020年10月10日でカタカナは10周年を迎えます。
「10周年は何か記念になる事をしたいね、、」「でも思いつかないね、、」3年前くらいからスタッフと繰り返していた会話です。

今年の夏、妻の故郷の青森でうまい地酒をぐびぐびと飲んでいた時にひらめきました。「東北のモノを紹介したイベントをやりたい」
カタカナを生まれたきっかけを作ってくれた「曲げわっぱ」や、そもそも妻が地方出身だったから、東京生まれの僕に第二の故郷をあたえてくれた東北の事をみんなにも知って欲しい。いや!僕がもっと東北の事を知りたいと思ったのです。

「大北東北展をやります」

来年の10月まで毎月、青森、秋田、岩手の北東北に「さがしモノの旅」にいこうと思います。

僕が信頼するお店が全国に何軒かあります。その一店舗が青森県弘前にある「STABLUS/ステーブルス」さん。年に一回必ずお盆に帰省する事が僕たち夫婦の何よりもたのしみで、その際に必ずおとずれるのがこの店「ステーブルス」さんなのです。いつも店主の小田原さんがあたたかく迎えてくれますが、その小田原さんメチャクチャシャイで、最初の頃はあまり会話も無かった。数年前「秋田の作り手は若い人が頑張っている」とささやくように話してくれてたのを思い出します。思い返せばそれから秋田に興味が出て来たきっかけだったかもしれません。

その後数年経ち、全国のいろいろなクラフトイベントや展示会などにいくのですが、秋田の作り手になぜか出会えない。いったい秋田の作り手はどこで作品を発表しているのだろう?

いつもの「さがしモノの旅」だとそろそろ出発しますが、今回はもう少しお付き合いください。

今年の5月末、僕と妻は愛知県蒲郡にいました「森道市場」と言う音楽と物販のイベントです。以前カタカナで開催した「ざぶとん」のイベントでお世話になった角川さんに「森道はやばいっすよ!」って言われて、どんだけやばいのかを体感しに来たのです。
その時の話はこちら⇒「さがしモノの旅 愛知」

砂浜を背景に全国から素敵なクラフト作品やオシャレSHOP、そして音楽通には堪らないアーティストたちのライブがいくつもあるステージから聴こえてきます。そんな会場でなまはげがいました。そう、あの「わるいこ、いね〜か〜」のなまはげです。
話を聞くと秋田から参加したとのこと、さっそくそのブースを仕切っている方と名刺交換すると、矢吹さんと書かれていました。その横には「のんびり」
えぇ〜!伝説のフリーペーパー「のんびり」の方でした。秋田への楔(くさび)がコツンッと打たれた音がしました。

まだですよ。もうすぐ出発しますからね。

9月に毎年銀座松屋さんで銀座手仕事直売所というイベントが開催されます。そこはカタカナのお取り先も多く出店しているので毎回楽しみに訪れます。

いつもお世話になっているAIR ROOM PROJUCTSのカモさんの目の前のブースに、YOURWEREさんが出店していました。素敵なストールやミトンに魅入ってご挨拶をすると、名刺に書かれていた住所が秋田大館市!
「大舘は曲げわっぱの打ち合わせで何度か行った事があるのですよ」
「えぇ?そうなんですか!」そんな会話もそこそに
「実は秋田の作り手の方に出会いたいのですがなかなか出会えなくて、、」と相談すると

「いちじく市って知ってます?そこに来ればいろいろな人と知り合えるかも?」

いちじく市?今まで聞いたことがありません。

調べてみると、にかほ市と言う地域は秋田県の下の方で山形県の酒田市がすぐ近く。出店数を調べると30数店舗。クラフトイベントとしてはかなり小規模なイベントです。
でも、なんだか行かなくてはいけないイベントの様な気がしたのです。

そんな事で「大北東北展」に向けての最初のさがしモノの旅は「秋田」に行くことに決定しました!

さがしモノの旅 秋田編(大北東北展)お楽しみに。


竹のモノを紹介したいと思いました。

やっぱり竹は大分県かな?と思ったのは訳があります。
全国で唯一の竹細工を教える学校があるから。
僕は「さがしモノの旅」をしながら全国をめぐります。訪れた先々で学校が地場産業にあたえる影響力の大きさを感じました。栃木県の益子町には「栃木県窯業技術支援センター」があり、富山県には「富山ガラス造形研究所」があります。そして大分県には「大分県竹工芸訓練センター」が。どの地域にも共通する事が作り手の年代の若さです。
学ぶ場所があると全国から若者がその地にやって来る。すると職人の新陳代謝もあり産地がイキイキしてくる。
全国の竹細工の作り手たちから「別府で勉強した」という声を多く聞いたことをおぼえていました。

初日は別府を駆け足ながら体感した僕たちは、次の日は福岡の八女に向かいました。今回唯一のアポイントを取っていた、うなぎの寝床の富永さんに会うためです。八女市を拠点に「九州ちくごのものづくりと地域のアンテナとして」をコンセプトにお店と地域活動をする彼らは、きっと竹の作り手にも知り合いがいるだろうと思いました。


曇り空の中、富永さんの車に乗り作り手のいる八女市立花町に向かいます。


今回会いに行く方は、長岡由記さんと石田淳さん、それぞれまったく違う業界から、大分県竹工芸訓練センターに同期で入り、その後は別の工房で修行したのち、別府から八女に活動の拠点を移して工房をシェアしながら活動をしています。


さっそく工房に訪れて作品を見せてもらったとたん、もうノックアウト。これです、僕たちの探していた竹カゴは。

このカゴは長岡由記さんの作品。彼女の作品の特徴はとにかく「ガチッ!」とつくっています。同業の石田淳さんから見ても、長岡さんの指の先から「ガチッと液」が出るんじゃないの?くらいしっかりしている。
この作風は八女に来てから完成したそう。別府は繊細。なんでここに拠点を移したかというと、良くも悪くも場所に影響を受けてしまう。次制約のない場所で「自分のモノを作りたい」そう思ったのだそうです。
場所が変わると竹もかわり、昔からこの土地で使われ続けられているカゴを見ていると、だんだん作品も変わる。自分と本気で向き合って作るモノはやっぱり存在感が違います。


もうすこし長岡さんに、竹かごの事を聞きました。
色々考えて作るけど何が売れるか一番わからないのが作っている人。自分で良く出来た!!と思ってもお客様はピンとこない。でも深い部分で理解し分かってくれると本当に嬉しい。
竹は昔は和雑貨の代表で、最近はライフスタイルにあった使い方をお客さんがしてくれている。
竹カゴは、「伝統工藝」の技を凝らした花籠や、「クラフト」と呼ばれるモダンな生活用品。「荒物」と区分けされる農工具などの道具類に分けられます。「デザインの良い悪いは、見る人によって変わるけど、道具は誰が使っても壊れにくい良さがある」と長岡さん。
デザインは良いと思ったものを考えるけど、〈壊れにくい〉=〈安心〉だから結局ガッシリしたモノになっちゃうの(笑)


このカゴの編み方は四ツ目という方法。
八つ目編みが竹かごの主流だが、すっきりとしたこの編み方はシンプルだけにごまかしがきかない。


この茶碗カゴは石田淳さんの作品で、作っても作っても売れてしまう人気商品。食器棚にしまうまでもない日常で使う器などを、軽く水を切りこのカゴに入れておく。ステンレスやプラスチックには無い素敵な空間がキッチンに生まれるはずです。


石田さんは昔の道具を見るのが大好きだそうです。
地域によって使っている素材がちがうのも面白い。
北はあけびや山ぶどうなどの蔓系が多く、もっと寒い北欧などは樹皮を使いカゴを編む。南にいくと草が多くなり柔らかい雰囲気のカゴが多くなる。竹は固いけどしなやかさもあって、面白い材料。竹の良さを引き出したカタチを作って行きたいと教えて頂きました。


地元八女の真竹。山に入りトラックで運んでくる。
油抜きの作業は二人で共同にやって、その他の工程はすべて別々なのだそう。


気が付くと名刺交換もせずに立ち話であっという間に1時間半が過ぎていました。
あぁ!楽しかった。
「ガラスと竹展」に少量ですが間に合わせて頂きました。
ぜひ見に来てください。
男性にもおススメです。
僕も狙っているモノがあります!

日本のカッコイイを集めたお土産屋
カタカナ河野のさがしモノの旅のレポートでした。