katakana – カタカナ(日本のカッコイイを集めたお土産屋さん)

日本のカッコイイを集めたお土産屋さん

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ブログ|BLOG

今回のSOUTHERN FiELD iNDUSTRiES(以下SFI)の旅は、
カタカナのお客様でありSFIを私たちにご紹介してくださった菅家さんが案内をしてくれました。
菅家さんは英語の先生やフライターグの日本総輸入販売元で、
マーケティング&セールスをされていた多彩な経験のある方。

アトリエへ向かう途中SFIとの出会いを伺うと、
世界のカッコイイクラフト品を扱うニューヨークのWEBショップを見ていた際に
SFIのトートバックが掲載されていたそうで、
「作りが良くてオーラがあるのに日本では売っているところを知らなくて、
夫婦でやっているって書いてあるし何だろうと思って」と、
とても惹きつけられたそう。

それから日本で初めて開催されたMAN/WOMANの展示にSFIが出展されていて、
お会いしたことが始まりだったそう。

海外でもカッコイイと認められるSFIの作品は、
言葉が通じなくとも作品の良さはしっかりと伝わるものです。

到着したのはアトリエ、ではなく“やすらぎの家”。うどん屋さんです。

中に入ると「皆さん、お疲れ様でした」と柔らかい雰囲気で優しく出迎えてくださる岡田さん。
この辺りは自然が豊かで水も綺麗なため無農薬・無化学肥料で野菜や穀物を育てる農家さんが多く、
美味しいうどんやお豆腐のお店もたくさんあります。
ここのうどんは麺にコシがあり、お野菜もとっても美味しい!

岡田さんご夫妻はもともと埼玉のご出身、自然のあるところに住みたいと漠然と思っていたそうですが、
学さんの大学が鳩山町だったこともあり、この土地を気に入りご自宅とアトリエを建てられたそう。

美味しいうどんを噛みしめながら私たちも納得、
本気で移住を考えてしまったカタカナメンバーがいたほど素晴らしい場所です。

自然豊かな地で良い人たちが良いものを作っている。
この地でものづくりをする理由がわかったような気がします。

 

SOUTHERN FiELD iNDUSTRiES POPUP STORE

日時:2021年1月16日(土)⁻1月29日(金)
場所:カタカナ自由が丘店
オンラインストアでも展開予定です。→

日本のカッコイイを集めたお土産屋さん
カタカナ自由が丘店からのお知らせでした。

ものづくりの現場を見させていただいた後、
アトリエの隣にあるご自宅へ移り岡田さんご夫妻のお話を伺いました。

まずSOUTHERN FiELD iNDUSTRiES(以下SFI)の由来を尋ねると、
岡田さんも働いていたお父様の工場が埼玉県富士見市の南畑にあったことから、
土地の名前にちなんで “南の畑の工場”と名付けられたそう。

お父さまの仕事である競走馬向けの馬装品製作工場に十数年勤め、
そこで手作りの大切さと素晴らしさを学んでいた岡田さん。

しかしある時、馬具市場が海外に移され、やむを得なく工場を畳むことに。
もともと引き受けていたお客様からの仕事をこなしながら、
乗馬クラブや牧場で馬具の修理や必要なものを作っていたのがブランドのはじまりでした。

その後、乗馬の競技会出店をきっかけに、乗馬ブーツを入れる変わった形のバッグ、
鞍を入れるケースやポーチを作り、注目を集めるように。
「馬に関連しない人でも使えるものを作ったらいいのでは」と
日常でも使いやすいものの製作を本格的にスタートしました。
研究熱心な岡田さんは、試行錯誤を繰り返し、丁寧に丁寧に納得のいく形を作ってきたそうです。

他にはない形を生み出し続けるSFI、実は特にブランドコンセプトはなく、
お二人が今まで見てきたものや感じたものがデザインに現れているそう。
自分たちらしいもの、自分たちにしかできないものをつくりたいという思いで、
バックひとつに対しても相当な数を作って改良する努力が、SFIらしさを生み出しているようです。

ショルダーバックは恵子さんのアイデアから生まれた作品。
今でも作るのが大変な形だそうですが、当時は「それは出来ないかも」と思うほどに難しかったそう。
何とかして形にしたいと試行錯誤を繰り返して完成したのが、唯一無二のこのショルダーバック。

今では作業を二人でされていますが、恵子さんは元々看護師でその頃は休日にお手伝いをされていたそうです。
革はもちろんキャンバス地も一度針を落とすと穴が開いてしまうため一発勝負。
どのように針を進めるか、カーブをつけるかなど今でも日々勉強とお話される程とっても難しい作業です。

そんなSFIの革製品は「使うことが一番のメンテナンス」と岡田さんのカードケースを見せてくださいました。
艶とハリがありカッコよく経年変化をしています。
使わないと革はボロボロになっていく、帆布のバックも形が崩れてしまうので、気兼ねなく毎日でも使うこと。
また使った後はちゃんと掛けておくことが長く使えるポイントです。

 

最後にSFIのこれからを伺いました。
「常に作りたいものがあるのでそれを少しずつ形にしていきたい」と岡田さん。
枠にとらわれず日々思いついたアイデアをカタチにしていく岡田さんご夫妻。

 

 

今回のイベントでは新作のバックも受注でお求めいただけますよ。

世代や性別、年齢を問わず使えるデザイン、
丈夫で上品な作品たちは経年変化を伴いながら私たちに長くやさしく寄り添ってくれます。
それは素材にこだわり、手間を惜しまず、何度も試行錯誤を繰り返してできた作品だから。
ぜひ作品の凛とした姿を見て、そして革の質感や帆布の手触りを感じてみてくださいね。

岡田さん本当にありがとうございました。

 

 

SOUTHERN FiELD iNDUSTRiES POPUP STORE
日時:2021年1月16日(土)⁻1月29日(金)
場所:カタカナ自由が丘店
オンラインストアでも展開予定です。→

日本のカッコイイを集めたお土産屋さん
カタカナ自由が丘店からのお知らせでした。

 

 

シンプルでありながら他にはない形のSOUTHERN FiELD iNDUSTRiES(以下SFI)の作品。
手にとると背筋がピンと伸びるような、凛とした佇まいをしています。

馬具づくりで培った経験をもとに生み出される作品は、
丈夫でありながら品格を備えていて、通勤や通学、休日でもスタイルを選ばず使えます。

そんな作品はどのようにつくられているのかを知るため、
埼玉の緑豊かな丘陵地に囲まれたアトリエを訪れました。

訪れた時期は紅葉が綺麗な季節、美しい山に囲まれた自然豊かな場所です。
さっそくアトリエを見させていただきました。

すっきりと整理整頓されたアトリエには、たくさんのパーツや道具が並びます。

制作はまず裁断から。
数ある型紙を使って革や帆布を裁断し、切口の処理をしていきます。
革と帆布では切口の処理がそれぞれ違い、革は削り、
帆布はほつれないようミシンをかけていきます。

革は日本で最高峰のレザーと言われる栃木レザーを、
帆布はキャンバスの中でも厚手の6号帆布を使用しています。

革の端の処理は手作業で角を削っていき、
研磨用の機械で丁寧に磨き上げ、蜜蝋等で処理をしていきます。

切りっぱなしの革と処理をした後の革では触り心地がまったく違い、
処理をしていないものは切口がザラザラとしていて角が当たる感覚があります。

ストレスなく使える理由は、こうして手間をかけ丁寧に制作をされているから。

SHOPPERの持ち手やSATCHELのショルダーベルトにも使われているこの革は、
柔らかくしなやかでありながら丈夫で、使うほど手に馴染んでいきます。
知れば知るほどバックに愛着が湧いてきます。

ミシンはなんと6台使用し、帆布や革を縫製していきます。
ショルダーバックの立体的な縫製を考えると、これだけのミシンを駆使していると聞いて納得です。

SHOPPERはパーツも多く、BACKPACKに至っては20パーツ以上にもなります。
これだけの手間をすべての作品にかけていく岡田さん。ものづくりへのこだわりがものすごく伝わってきます。

革の余った部分も無駄にしないよう、ハトメのパーツとして活用されています。

素材やパーツにもこだわり、馬具を作られていた頃から使っている天然素材を今も変わらず使い続けています。
それは馬や人間の肌に馴染みが良く、フィットしているから。

今まで肌に触れるものや口にするものは自然なものを、良いものをとこだわっていましたが、
バックについては正直、デザインや機能に目が行きがちだったことに気が付きました。
SFIはデザイン、機能もとてもこだわって丁寧に丁寧につくられますが、
使う私たちの体に無理のない馴染みの良いものを使っていると知り、改めてSFIのバックの良さを感じます。

丈夫でありながら品格を備えていて私たちにやさしいバック、
それはこの先も長く私たちに寄り添ってくれる素敵なバックでした。

〇次回は岡田さんご夫妻へのインタビュー記事を掲載予定。お楽しみに。


SOUTHERN FiELD iNDUSTRiES POPUP STORE
日時:2021年1月16日(土)⁻1月29日(金)
場所:カタカナ自由が丘店
オンラインストアでも展開予定です。→

日本のカッコイイを集めたお土産屋さん
カタカナ自由が丘店からのお知らせでした。

 

カタカナのつくり手とはこび手「sonorとやさしい革」。
sonorアトリエ訪問編 後編は、sonorさんとやさしい革との出会い、ものづくりについてのお話をご紹介します。

私たちは、sonorさんを通じて出会った「やさしい革」ですが、
そもそもsonorさんはどのようにして山口産業さんの「やさしい革」と出会うことができたのか。
お話をお伺いしました。

現在は、革を使ったものづくりをしている園田さんですが、ルーツは洋裁でした。

小さい頃に 園田さんの お祖母さま が通う洋裁教室で ものづくりの楽しさを知り、高校を卒業後は服飾の短大、続いて専門学校 に進学されます。

そして月日は過ぎ、2人の男の子のお母さんに。

保育園で行われるバザーの準備期間中、コミュニティーの中で雑誌の編集者さんと出会い、ものづくりの取材を受けます。
そこで、製作を提案された作品に対し「レザーでトライしてみたい」という思いが生まれたことがきっかけで、
導かれるように革のものづくりへの道へ進んでいくことになるのです。


写真・山口産業さんにて

本格的に革を使ったものづくりをはじめる前に、日暮里の革の問屋さんへ、革探しに訪れた園田さん。

店内に並ぶたくさんの革の中で、一際引きつけられる革と出会います。他とはちがう質感、色味に目を奪われたそうです。
「その革は、近くの工場で作っていますよ。工場見学も募集しているので、行ってみてはいかがでしょうか。」と店主の方の紹介で繋がったのが…

なんと、山口産業さんだったのです。

子育てを通じて「環境に優しく未来に繋がるものづくりがしたい」という想いがあった園田さんと「人と環境にやさしい革」をつくる山口産業さん。

出会うべくして出会ったかのような必然を感じます。

こうした、ひとつひとつの出会いをなによりも大切にしているsonorさん。
人とのつながりの中で、新たなチャレンジに挑み続け、作品を生み出していきます。

そのひとつが、定番ARAIシリーズ。

アトリエとご近所のお店とバッグを共作することになり、店主の方から提案があったのが「革を洗うこと」でした。

ユニークなアイデアを受けてsonorさんがチャレンジしたことから生まれたバッグが、今ではsonorさんの代表作になっています。

最後に、園田さんに「sonorのこれから」についてお伺いしました。

「これからもやさしい革をより多くの人に知ってもらう、という思いを持ってものづくり続けていきます。

でも続けていくことって、実は簡単ことではないと思うんです。
この活動を続けていけるように、新しいチャレンジを前向きに楽しみながら、作品に取り入れていきたいです。」

‘‘次世代の為に、人と環境にやさしいものづくりをする“山口産業さんと同じ志のもと、「やさしい革」の可能性を日々考えている園田さん。
ものを作ることだけでなく、ものづくりを通して、革の良さを伝えるsonorさんの素晴らしい姿勢に、ただただ感服です。

そしてなにより「ものづくりを心から楽しんでいる」姿に、こちらもワクワクしていまいました。

取材を通してsonorさん、山口産業さん、それぞれの作り手の想いを知り、sonorさんのバッグの魅力をより深く知ることができました。

なにか物を買うとき、見た目や値段、使い勝手、表面上の情報だけで判断しがちだけれど、
目に見えない“ものが出来るまでの過程や背景に込められた想いを知る”ことの大切さを改めて感じた一日でした。
カタカナはこれからも作り手の想いを届け続けます。

園田さん、本当にありがとうございました。


【sonor やさしい革のバッグ展】
日時 11月28日(土)-12月11日(金)
場所 katakana/カタカナ自由が丘店

◎イベント詳細は、上画像をクリック!

【カタカナのつくり手とはこび手「sonorとやさしい革」ブログ一覧】
◎山口産業工場見学編 前編
◎山口産業工場見学編 後編
◎sonorアトリエ訪問編 前編 やさしい革からバッグができるまで
◎sonorアトリエ訪問編 後編 sonorの丁寧なものづくり

山口産業さんの見学を終え、sonorさんのアトリエにお邪魔しました。
「やさしい革」がどのようにバッグになっていくのか…
その過程を教えていただきました。

山口産業さんから納品された「やさしい革」。
「豚革は腹側の方に乳腺があったり、穴が空いてしまっていたり…
そういった部分を配慮しながら、基本的には余すとこなく使うようにしています。」

硬いお尻部分は持ち手に使うなど、それぞれの素材の良さを生かし、「革」のことを大事に思う園田さんの想いがものづくりに詰まっています。

頭の中のイメージを、工作のように紙を切ったり、貼ったりしながら、自由な発想で生み出される園田さんのデザイン。
そこから型紙をおこし、革からそれぞれのパーツをとります。

その後、切り取ったパーツの縫い代を専用の機械ですいてから、ミシンで丁寧に縫製。

細やかな所作ひとつひとつに、園田さんの革への愛情を感じます。

そしてSOMEシリーズは、縫製後に職人さんが数週間掛け、丁寧に染め上げ完成です。

シンプルな形に、園田さんがこだわりのナチュラルで美しい色味が映えます。

ARAIシリーズは、縫製後、水にさらし、乾燥させて、この独特なシワ感が生まれます。
このパリッとした革の質感がたまらなくいいのです。

こうした丁寧なものづくりから生まれたバッグですが、気軽に普段使いして欲しいという園田さん。

「革製品だと丁寧に、大事に使わなきゃ。という気持ちになってしまうと思いますが、
sonorのバッグは、布のエコバックと同じように、ガシガシ使ってもらう感じのほうが適しているかなと。
重い荷物もどんどん入れてもらって、デイリー使いをしてほしいですね。」

私は、sonorのバッグを愛用して約1年。
大事にしたいと思うがゆえに「ここぞ!」という特別な日に、持ち歩いていました。

ですが、園田さんのお話を聞いてから、「大事にする」=「使わない」という私の考えが間違っていたことに気付きました…
頂いた命から作られた「やさしい革」のバッグ。使わないことが、一番もったいない。

お仕事の日にも、お休みの日にも、気軽にバッグ持ち歩くようになり、改めて、sonorさんのバッグの良さを感じています。
軽やかで、持ちやすく、毎日にそっと寄り添うバッグ。

これからも、大事に、でも気軽に使っていきたいと思います。


【sonor やさしい革のバッグ展】
日時 11月28日(土)-12月11日(金)
場所 katakana/カタカナ自由が丘店

◎イベント詳細は、上画像をクリック!

【カタカナのつくり手とはこび手「sonorとやさしい革」ブログ一覧】
◎山口産業工場見学編 前編
◎山口産業工場見学編 後編
◎sonorアトリエ訪問編 前編 やさしい革からバッグができるまで
◎sonorアトリエ訪問編 後編 sonorの丁寧なものづくり