Katakana-日本のかっこいいを集めたお土産屋さん

ラフィアバック受注会 来週水曜までになりました!

ラフィアBAGを作る竹下さんとの出会いは昨年の夏の事でした。
以前一緒に働いていた山本さんから「紹介したいモノがあるんだけど」と
電話がありました。彼女はアパレルのセレクトショップに勤めていた経緯も
あり、センスは一目置いていた女の子です。
早速資料を送って貰い封筒を開けるとこんなお手紙が入っていました。

突然のお手紙で、大変失礼いたします。
私は天然ラフィアで手編みバッグを製作している竹下と申します。
先日友人からこちらのお店の紹介があり、コンセプトに大変共感しました。
是非お店で扱って頂けたらと思い立ち、大変不躾ながらお手紙を送らせて
いただきました。
私は以前「DR〇ST〇RI〇R」というセレクトショップで働いていました。
退職後も、友人や知り合いに向けワンピースや子供服を製作しております。
そんな中、千葉県指定伝統工芸『佐原ラフィア』に出合ったのが、鍵編みの
バッグを作り始めるきっかけです。現在は私がデザインを担当して、編み手
は母です。
ラフィア椰子はマダガスカル産のものが上質とされており、これを染色し、
仕立てている工房が千葉の佐原にあり、千葉県指定伝統的工芸品として認可
されています。
日本刺繍で仕上げられた豪華なハンドバッグなど、職人技によって製作され
た作品は見事です。しかし、その一方でなかなか高額で若い人には手が出し
づらく、またデザインも今のトレンドとは大きくかけ離れてしまっているの
も事実です。そのため日本で唯一という天然ラフィア工芸品がここ数年で急
速に廃れてきているのです。
ラフィアという素材は、植物の葉の部分を加工して出来たもので、使ってい
くとしなやかに柔らかくなり皮革のような艶が出て来ます。
現在は人工ラフィアが数多く出回っておりますが、天然ラフィアの質感には
到底及びません。
天然ラフィアは扱いが難しく、素材はとても固く、編み込んでゆくのが困難
で、よほどの根気と利益を度外視した作り手でないと、完成することはなか
なか出来ない素材です。
私は、伝統的な国産ラフィアという素材を使って、普段づかい出来るバッグを
広められたら素敵だなと考えております。
ご興味を持っていただけましたら幸いです。ご検討宜しくお願い致します。

nefuma 竹下

この出会いが昨年の夏のことでした。
丁寧に丁寧に作られたラフィアバッグは、月に多くても3~4個しか入荷
しません。今回のイベントでは竹下さんに無理をお願いして20個用意し
て頂きました。まだ少し予約枠がありますので是非手に取って見て下さい。

3月28日(水)までの開催です。

日本のカッコイイを集めたお土産屋
katakana自由が丘からのお知らせでした。