Katakana-日本のかっこいいを集めたお土産屋さん

m+ エムピウの財布と名刺入れのお話

#商品のこと

きっかけは男性のお馴染のお客様からの一言でした。「良い名刺入れ無い?」
う~ん、、彼が好きそうな名刺入れか、、、?
ピン!とひらめきました!半年以上前、別の女性のお得意様から「エムピウっ
て知ってる?良いお財布なんだけど中々売って無いんだよね」と言われたのを
思い出しました。偶然にもその後、展示会でm+ エムピウさんとバッタリと出
合って挨拶は済んでいるので、あとはアトリエに突撃するだけです。
エムピウのアトリエは東京・蔵前にあります。社長でありデザイナーの村上さん
が笑顔で出迎えてくれました。1階がショップになっていて全ラインナップが揃っ
ています。「事務所で商談しましょう」と言う村上さんに、いやここで商品を見な
がらお話がしたい!と言う僕の我儘にニコニコ頷きながら商談がスタートしまし
た。もともと村上さんは大学で建築を学んだあと、設計事務所に就職して設計
図を描いていたそうです。一級建築士の免許も持っている方なのです。
それでは何で革職人になったかと言うと、「建築はデカ過ぎて自分が作ってい
る実感が持てない、お財布位の大きさだったら、自分で使いながら使い勝手を
良くしたり直せたり出来るでしょ?」なるほど!
僕達のお店katakanaでは、建築を勉強したデザイナーさんや建築家だった人達
が作った器や洋服・バックを沢山置いています。今まで何で建築関係の人が多い
のかな?と思っていましたが、村上さんの言葉にヒントが隠されているかもしれま
せん。
話を戻します。革職人になると決めた村上さんは、いきなりイタリアに修行に行っ
たそうです。そこでみっちり学校で勉強をして、卒業後は現地の工房に就職して
腕を磨いた後、蔵前にアトリエをかまえました。

彼の代表作がこのお財布です。

m+ millefoglie Ⅱ(ミッレフォッリエ)
【millefoglie】とは、「1000の紙葉」の意味。 折り重ねた革を一枚革で巻きとめ
た形から 、名前がつけられました。開くと、マチつきの小銭入れが立ち上がり、
3ポケットのカード 類、札ばさみで留められた紙幣を全て一度に見ることができ
ます。と解説がありました。


 

小箱の様なこのお財布を手に取ってみると、何だかワクワクして来ます。開けて
は閉めて、また開けて。をずっと繰り返したくなってくるのです。
そして僕が一番グッと来てしまったのが、エイジングの素晴らしさ、新品のモノ
と村上さんが実際に使用したモノを比べると全然違うモノなのです!
使い込んだお財布の方が断然カッコイイ!こんなに素敵に変化する秘密を聞いて
みました。「良い革を使うと革本来の持ち味がなのですヨ!」レザーはイタリアから
輸入しているのだそうです。製造はもちろん、日本製ですよ!

天然素材を最大限に活かした仕上げを行なっているので、色落ち・血筋
ムラ等がみられる場合があります。また、革そのままの風合いをご提供
するため、表面がデリケートな状態で製作しているので、僅かな当り傷・
押し跡等が発生する可能性もあります。けれども使いこむうちに馴染んで
来て、傷も良い味になって来るのですよ。と教えてくれました。
分かりづらいかもしれませんが、新品のモノと1年間実際に村上さん
が使用したモノを見て下さい!左が新品のモノです。
革の色が変化して深みがましています。更に新品の時には無い良い革
特有の艶というか光沢がにじみ出ています。


【ブラウンのエイジング】


【ブルーのエイジング】

納品されてから毎日のようにこのお財布を見ていたら、何だか自分が
欲しくなって来ました。クリスマスプレゼントにお願いしたら願いは
叶いました!
僕はメインの財布は持っているので、サブのお財布+名刺ケース+カ
ードケースにしています。
使い心地は期待の通りで、毎日なでなでして早く育つのを楽しみにして
いる僕なのです。

話は冒頭に戻りますが、名刺入れをお探しのお得意さんにはこの2種類
を仕入ました。

エムピウを代表するもう一つの商品です。
普段使いの名刺入れならこれで十分です。20枚位の名刺が入ります。

 
お得意さんが選んだのはこちらです。
お仕事柄、ガッツリと名刺受け渡しがあるそうなので、これに決定!
ナント100枚の名刺が楽々入ります。

10日後位に報告に来てくれました。「あの名刺入れ最高っす!」
う~ん、、これも欲しくなってきた。

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katakana自由が丘からお知らせでした。