プレゼントのお話 その1 モクロック
少し前に開催した「おもちゃ博」の時にkatakanaに仲間入りしたモノがこれ!「モクロック」です。売場に展開したその日に「この商品はとっても素晴らしい商品かもしれない」とスタッフと話しました。なぜなら、机の上にブロックを無造作に置いておいたら、子供たちがブロックを見つけ、静かに組み立てはじめました。なにより驚いたのは、その集中力!黙って黙々と作品を作って行きます。不思議なのがこのブロックを乱暴に扱う子供がいない事、彼らは直感でモノを見分ける力を持っているようで、木の手触りから「これは気持ちの良いおもちゃだぞ!これは大事に遊ばないといけないな!」と多分感じているのでは無いかと思います。
モクロックは山形で作られています。山形は山が多く木の多い所です。古くから大自然と人間が共存し、山や木を丁寧に手入れしてきた歴史が脈々と今も続いています。山形の人々は草木とはとても身近な存在であり、多くの恵みを与えてくれる自然への感謝を込めて、草木の命を供養する「草木塔(そうもくとう)」という碑や塔を建立する風習があるそうです。この「草木塔」の精神で間伐材をもう一度世の中に生まれ変わらせたいと言う思いでこのブロックが作られました。
僕がこのブロックを気に入っているのは、精密なブロックの加工技術もありますが、色々な木の材質が混じっている事です。【サクラ】【イタヤカエデ】【カバ】【ホオ】【シデ】何もかんがえなく組み立てるだけでも、それぞれの木目や木の色が違う為に、それだけで美しい造形が生まれてくるのです。プラスチックのレゴもカラフルでとても楽しいですが、木と大昔から仲良く暮らしてきた僕達は、木のブロックがとても心地よく感じます。
チビッ子のプレゼントは勿論!大人の人への贈り物にも喜ばれます。少なくても僕はこれを貰ったらうれしい!
価格も日本製の木のおもちゃにはめずらしくアンダー3千円の2835円です。たぶん相当努力をしているのではないかな?
日本のカッコイイを集めたお土産屋
katakana・カタカナからのおススメのギフトのお話でした。