さがしモノの旅 益子陶器市編
ゴールデンウィークは各地でいろいろ気になるイベントが開催されていました。
いろんな方からアドバイスをいただいて、今回私たちは平日の一日を利用して
益子の陶器市に行くことに決めました。
益子はその昔陶芸体験をしに一度行ったきりで、しかもその記憶もほとんど曖昧で
そして陶器市たるもの初体験です。
販売店とテントを合わせて500以上立ち並ぶ一大イベントにどんな出会いが
あるのかの期待と、陶器市以外にも行ってみたいお店が何軒かあって、はたして
時間内にまわり切れるのか・・・そんなこんなで私たちの旅は始まりました。
前日の夜、お店が終わって行けるとこまで行こうと宇都宮に入りました。
そして翌日朝、宇都宮駅からバスで益子へ。
駅では餃子の皮をまとった餃子像が愛らしいポーズでお出迎え。
さすが~宇都宮!
バスで揺られること一時間、益子に到着です。
天候も良く何だか最高に楽しい気分です。
頑張ってまわるぞ~。
左:鮮やかな飴色が美しい器たちです。縦に入ったシャープなラインと丸みのある
ほっこりした感じがたまりません。右:少し浅めでシンプルなカタチにひとめ惚れです。
白もきれいですが、うす~く付いたブルーのようなグリーンのような色もとってもうつくしいです。
ピヨ ピヨ、、、愛嬌たっぷりの苔が入った動物たち。
水に浸しておくだけでいいそうです。
ちょっと立ち寄り。
茅葺屋根が美しい日下田藍染工房です。
何と江戸時代に建てられた日本の伝統的な藍染、草木染めの手法を守り伝えて
200年という無形文化財に指定されている工房です。
作業場には72本のかまが並んでいて温めて藍染の原料である植物のダテを発酵させて
染料をつくるそうです。
そしてここからあの「ジャパン ブルー」と呼ばれる美しい藍が生まれるわけです。
お昼はテントで友蕎庵の手打ちそばを頂きました。
益子町は水はけのよい土地柄、おいしいそばの生地として有名だそう。
どおりで本気でおいしいわけです。
午後の部スタート~。
ツートンカラーの器たち。厚みがあって存在感あります。
真っ白な器に手書きのように書かれたラインが美しい器たちです。
形もとてもモダンです。アルファベットも陶器。看板も陶器。
鳥獣戯画を現代風にアレンジ
ちょっととぼけた感じのウサギとカエル、何だかいい感じのゆるさです。いろいろ面白いお題がついていました。
メエ~メエ~ 、動物の顔がリアルに浮き出ていて不思議な魅力たっぷりの器たち。
道路脇の大看板の下の作家さん。
素敵な小物入れやマグが並んでました。
私たちが通りがけに見つけてハマってしまった古道具屋さん。
「内町工場」さん。
何だかいい感じの棚や木箱がたくさんありまた。
持ち帰り大変、で覚悟っ!お買上げ~。
実はもうお店で大活躍しております。
バタバタと駆け回った陶器市ですが、素敵な作品と作家さんにたくさん出合えて
大満足の旅でした。
残念ながら時間切れで行けなかったお店もあり、次の楽しみも出来ました。
また秋来るね!
日本のカッコイイを集めたお土産屋さん
katakana/カタカナからのお知らせでした。