「りんごかもしれない」のヨシタケシンスケさんの初期のスケッチ集がまさかの復刻です！
ヨシタケさんが会社員だったころ、なかなか会社になじめず、企画書を書くふりをしてラクガキ
とグチばっかり描いていました。すぐ隠せるように小さいちいさいサイズで。
ある日、経理の女性に見つかって「かわいい絵だね」とほめられます。気をよくして書きためた
スケッチを自費出版で冊子にまとめました。
ところが売れなくて、でも部屋に置いておくとジャマになるのでいろんな人にあげていました。
ある日、出版社のかたの目にとまりイラスト集として出版されます。
「イラスト集」が出たことでイラストや絵本のお仕事が入るようになり、私たちは「りんごかも
しれない」や「ふまんがあります」などヨシタケさんのおもしろすぎる絵本と出会うことになる
わけです。
このスケッチは世の中の「どうでもいいこと」をどうにかして「おもしろがろうとした」記録で、
今も続いているそうです。ラクガキなんだけど日常のことがよく観察されていて、イラストや言
葉もおもしろく、妙に共感できてなんだか癒されます。クスッと笑える一冊です。

・タイトル　デリカシー体操
・作　　　　ヨシタケシンスケ
・出版社　　グラフィック社
・プライス　1200円+税

絵と詩を持ち歩いてみませんか。素敵な絵本を揃えてお待ちしています。

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katakana/カタカナからのお知らせでした。
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