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カタカナの父の日2017 その①田中帽子店の麦わら帽子

#作家さんのこと

いよいよ6月突入! ということは、もうすぐ父の日です。
カタカナでは、父の日のギフトにぴったりのアイテムをご紹介しています。

たとえば…田中帽子店の麦わら帽子。

古くから麦生産・輸出で栄えた埼玉県春日部市。
明治10年頃、輸出業の傍ら手縫いで麦わらの農業用帽子を作り始めたことが、
この会社の始まりです。

その後、時代の流れとともに農業用帽子の需要が減退し、
カラフルなレジャー用帽子に取って変わられるのですが……。

田中帽子店さんの工房では現在もなお、
6代目を中心とした職人さんたちが、農業用帽子や幼稚園の麦わら帽子を製造。
ミシンの導入や改良などを経てきていますが、手作業の製造工程は当時から変わらず。
こうして国内で麦わら帽子を作るのは、田中帽子店さんを含めてたった2社なのだとか。

そんな田中帽子さんが作る麦わら帽子の製造は、大きく5つの工程に分けられます。

1) 帽体縫い

出典:田中帽子店
素材となる麦わらを数本編んで平たいテープ状にしたものを、
頭の部分から円を描くように縫い合わせていきます。
この時信じられるのは、職人さんの手の感覚のみ!
少しでもズレが生じると、帽子のカタチはゆがんでしまうため、
熟練職人のなぜるワザなのです。

2) 寒干し

出典:田中帽子店
縫い上がった帽体を、空気が乾燥した冬の時期に天日干しにし、湿気を取り除きます。
こうすることで藁の編み目が引き締まり、型崩れしにくい丈夫な帽子になるのです。

3) 型入れ

出展:田中帽子店
いわゆるプレスの工程です。
寒干しした帽子はある程度のカタチや大きさに仕上がっていますが、
中折れや中浮きなど細かな形状にピシッと仕上げるには、このプレス工程が不可欠。
そのため「帽子に命を吹き込む作業」とも言われています。

4) 内縫い

出展:田中帽子店
汗止めやサイズ調整テープなど、表からは見えない実用面を支える各部位の縫い合わせ作業。
直接、それも長時間肌に触れる内側の部分こそ、細心の注意が必要です。

5) 飾りはり

出展:田中帽子店
リボンや羽根など、帽子の製作最終工程となる装飾。全体のバランスを見ながら仕上げていきます。
もちろん手作業!

こうしてできあがった帽子たちが、お店に到着します。

Marin/h マラン/オム 紳士用カンカン帽子(ブラック) 8,000円+TAX


Enzo エンゾ ポークパイハット 10,000円+TAX


鬼麦カンカン帽(ナチュラル) 11,000円+TAX

自由が丘店で開催中の「夏の支度展」では、
田中帽子店の麦わら帽子をこれ以外にもたくさんご紹介しています。

もちろん女性用もキッズ用もあります。
お父さんへのギフトのつもりが自分にも…というお母さん大歓迎!
たしかな技術で作られたmade inJapanながら、リーズナブルなので、
家族みんなでお揃いのカンカン帽もすてきです。

在庫があるいまのうちがオススメです。
お待ちしております!

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katakana/カタカナ自由が丘店からのお知らせでした。
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