Katakana-日本のかっこいいを集めたお土産屋さん

7周年を迎えて katakana/カタカナ自由が丘店

#コラム

本日、7周年を迎えました。
お客さま、お取引さま、関係者の方々、本当にありがとうございます。
皆さまのお陰で今年もこの様なご挨拶が出来る事を嬉しく思っております。

今年は体制を大きく変えました。
1つが渋谷ヒカリエ店をやめたこと。
もう1つが人を充実させたこと。

渋谷ヒカリエ店の退店は、とても悩んで検討した結果、自由が丘のお店と
オンラインストアに集中をしようと決断しました。
今年の春からオンラインストアの売上が上向いて安定してきた事と、
自由が丘店が昨年の秋からブレイクした事が決め手になりました。
このブレイクのきっかけは何かというと。

“準備と意識の集中”

開業してから1年たたない時から、催事出店などで常にバタバタしていた
僕たちですが、最大限に自由が丘店を伸ばしてみようと決めて準備と意識
を店に集中しました。その結果、自由が丘店の売上が好調になりました。
売上げが良いということは多くのお客様に喜んで頂けた結果だと思います。

そういえば、オンラインストアが上昇気流に乗り出したきっかけも“集中”
でした。カタカナは食品、洋服、書籍、文具、器、カバン、その他いろい
ろな雑貨をおいています。沢山あるだけに何をおススメしたいかぼやけて
しまっていたのかもしてません。色々な要因がかさなった事もあり、今ま
でには考えられなかった成果が出ました。

でも、ものの見事に、「ふっ」と気を抜くと「ガクッ」と売上げがさがります。
これはまだ体質になっていない証拠であり、商売の厳しさでもあります。

もう一つは人材を充実させたことです。
自由ケ丘店は実質、創業メンバーの3人でやりくりをしていました。
その結果すべてがバタバタ。でも、バタバタになってはいけないのが店頭です。
店頭を輝かせるために頑張りますが、限界をこえると何となく空気がピリピリ、
いいアイデアもでなくなります。それを支えるのは気力、、

7年間ずっと思っていて、いつか安定してきたら体制を整えたいと考えてきた
事が、人を増やすことです。もっと喜んで頂ける接客サービスを充実させたい。
そして接客以外の業務にも磨きをかけたい。そのことは、カタカナの進む道を決
める事だったり、作り手の人たちと語り合う時間だったり、事業計画を練り直す
時間だったり。

いままでの僕たちはすべてにおいて余裕がありませんでした。

その解決策は人を入れる事。ただ単に人が増える事ではなく、仲間(チーム)に
なれる人と一緒に歩んでいく事。でも、経費として考えると「もっと売上げが安
定してから、、」と、ずっと躊躇していました。

自由が丘店を、いや!会社全体にさらなる磨きをかけるために、2名の女性に入社
してもらいました。日本仕事百科という求人サイトで僕たちの想いを綴った文章
に共感して応募してくれました。
働き始めて数か月ですが、店の雰囲気がフワッと変わりました。
お店がイキイキとし始めて、空気が動き、接客が楽しくなる。
何より彼女たちの向上心というか勉強熱心さにうれしくなり、察しの良さにわくわく
してきます。これからがとても楽しみです。
本当に良い人たちと出会えたと思っています。
そういえば、オンラインストアも皆川さんに出会えたから大きく変わる事が出来た
のでした。

やっぱり、最初も、最後も結局は人なのでした。
得意な事を出し合ってここまで歩んできた僕たちは、関わる人が増える事でどんどん
得意な事が増えて、もっと魅力あふれる店になっていくはずです。

また行きたくなるような店を、笑顔があふれる店を作っていきたいと思います。
今後ともよろしくお願いいたします。

〈表紙画像のお話〉
以前、渋谷ヒカリエ店で店長をやってくれた、中西君が、以前オーダーさせてもらった
作品をもってこの日にあわせて大阪からきてくれました。
ぼくの注文は、「わが社の理念をあなたの字で書いてください」
彼は渋谷店の店長を辞めた後、人生の目標である書家の道に進んだのでした。
文字の持つ力に感動をもらい。毎日を丁寧に歩んでいきたいと思います。
「素直な心で笑顔を追い求め続ける」

がんばる力がわいてきます。

2017年10月10日
株式会社タンケン社 代表取締役 河野純一