岩手 高倉工芸の南部箒展2017 @カタカナ自由が丘店
「岩手・高倉工芸の南部箒展」
日時 10月14日(土)~10月27日(金)
場所 katakana/カタカナ自由が丘店
岩手の九戸で作られる南部箒のイベントを今年も開催致します。
カタカナの店頭で、はじめて実演販売をしたのがちょうど1年前の秋のこと。
僕たちは職人さんの作るモノつくりの素晴らしさと、実演によってこんなにも
店内の空気が変わるのか!? ということを目の当たりにして、これをきっかけに
僕たちの意識がワンステップあがったように感じます。
良いモノを日常生活に取り入れる喜び。
長く付き合えるモノを身近に置く安心感。
何よりも持つ喜びを感じられるモノって素敵だと思うのです。
通常なら購入まで数年待ちの貴重な箒たち。
毛玉の取れる洋服ブラシや、絨毯も掃ける万能箒が集まります。
昨年岩手に行ってきた様子→ さがしモノの旅 南部箒の高倉工芸さんに行ってきた。2016.10.27
最初に洋服ブラシが入荷した時→岩手の感動の南部箒(ホウキ)がkatakanaに仲間入り 2013.01.30
●高倉工芸
九戸村で代々続く農家で、先代社長・高倉徳三郎が「伝統の技と文化は継承していかないと消えてしまう」
と危惧し、農閑期の副収入源であったホウキづくりを一産業として本格的に開始しました。
ホウキにとって一番大切な原料。高倉工芸は、その原料となる箒草の栽培、収穫、選別から
自分たちで行い、手作業で箒を編んで完成させます。
高倉工芸の箒の特徴は、九戸に吹く「やませ」という風によって生まれる、穂先の“ちぢれ”。
これによって、カーペットに絡みついた糸くずや髪の毛、ペットの毛も綺麗に履きだせます。
余計な力を入れずにすむので、畳やフローリング、キリムの絨毯を痛める心配もありません。
目を見張る美しさの根元の編み込みは、装飾としての役割だけではなく、箒が抜け落ちない
ようにしっかり固定するためのもの。
青森のこぎん刺しと同様に、「どうせやるなら楽しく美しく」という先人の知恵を感じます。
そしてそこからつながるホウキの上段部分の締め上げが、とても技術のいる工程なのだそうです。
お値段は、少しお高いです、、。でも、何カ月もかけて1本のホウキが作られると思えば、それも
納得。そしてその価値はカタカナが太鼓判を押します。
ウン万円の高性能な掃除機も、いつか壊れてしまいます。そして、どんどん新しい商品が発表され
続けます。でも、ホウキはこの先もずっと形が変わることはないでしょう。
そして、きちんと作られたモノをきちんと使えば、何十年も壊れることはありません。
そう思うと、今度はとてもお得に思えてしまうから不思議なのです。
高倉工芸さんの詳しいことはこちら → ★
<ラインナップ>
和洋服箒(長さ25cm) 15,000円~(写真 右側)
小箒(長さ80cm) 20,000円~(写真 左側)
長柄箒(長さ130cm) 30,000円~
日本のカッコイイを集めたお土産屋さん
katakana/カタカナ自由が丘店からのイベントのお知らせでした。
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