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カタカナ河野の気になる街とモノとコト vol.14 池袋「天狼院書店」

#コラム


カタカナ河野の気になる街とモノとコト 池袋 天狼院書店

天狼院書店さん(本店)にやっと行けました。しかし、トークショーを開催していたのか、
ドア越しに見る店内は大盛り上がり。ビビッて入れませんでした。意気地なしです、、。
気を取り直し、21時までやっている駅前店へ。想像よりもすごく小さい。10坪くらいです。
でも、本を買ってしまった。仕事終わりに毎週のように行っている二子玉川の蔦屋家電では
資料以外の本はほぼ買わないのだけど、買ってしまった、3冊も。
「お店は規模ではない、編集力だ!」と1人フムフム納得。レジで会計をしているときに、
書店員さんにいろいろと話しかけれられました。「当店ははじめてですか?」からはじまり、
イベントの盛り上がる様子や各店舗(池袋に4店舗)の特徴などを教えてくれました。
こちらから尋ねたわけでもないのに。この“尋ねたわけではない”という点に、この店の魅力
が凝縮されています。尋ねられてもいないのにお客さまが手に取ったシャーペンの魅力を
説明しているカタカナの販売員に通じる部分があります。
「私たちはこの商品やお店のことを知っている。でもお客さまは知らないかもしれない。
お知らせしないのは失礼なのではないか?」これがカタカナの接客に対するスタンスです。
その情報を聞いたうえで買うか買わないかはお客さまの自由。

話がそれました、天狼院書店さんの話です。
聞けば、ビジネス書だけ集めた店舗が先週OPENしたとのことで行ってみました。あぁ、、
また欲しい本がある。まずはさっき買った3冊を読んでからと、ここはグッと我慢。

なぜ天狼院書店さんを知ったかというと、Facebookで流れて来た記事に目がとまったから。
読み進めていくと、街の本屋なのに、ライターになるためのゼミや、写真で稼ぐためのゼミ
を開催していたり、作家を交えてのトークショーが異常に熱かったり、話題書やベストセラ
ーではないが面白いと思った本を1000冊以上売ったり。僕の知っている街の本屋さんとは
ずいぶんかけ離れていました。2015年に公開されたほぼ日さんとの対談を読むと、さらに
この本屋さんに行きたくなると思います。
記事はこちら⇒ http://www.1101.com/tenroin/2015-11-16.html

そのビルの4階に、ドトールコーヒーとかもめブックスさんによるブックカフェ「梟書茶房」
があり、行ってみるとビビりました。これ本屋じゃないね。本屋の逆襲がいろんなところで
はじまっている。思えば本屋って究極のセレクトショップだもんね。これからの小売店のヒ
ントがたくさん隠されているかも?


河野の気になる本屋さん
・6次元さん(荻窪)ナカムラクニオさんのTwitterで存在を知ったお店です。
 いまはイベントだけだそうですが、機会があったら行ってみたいです。
・森岡書店(銀座)すっかりメディアで有名ですが行きそびれています。
・ホホホ座(京都)前身のガケ書房さんを訪れたら1週間前に閉店。ショックでした。
・本屋B&B(下北沢)今はなき銀座ソニービルの限定店に流石!と感じました。
・SPBS(渋谷)ヒカリエに出店していたときに何度も聞いた本屋さん。実は行ってない。
・SUNNY BOY BOOKS(学芸大学)サニーさんの活動は勉強になります。
・なタ書(香川)完全予約制の本屋さん。
・TSUTAYA三軒茶屋店(三軒茶屋)なにやら名物店長がいるらしい。

本屋巡りをしてみようかな? 
おススメがあったら教えてください。

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カタカナ河野の気になる街とモノとコトでした