Katakana-日本のかっこいいを集めたお土産屋さん

mature ha. の帽子を好きなワケ

#作家さんのこと


毎年人気のmature ha.(マチュアーハ)の帽子。

オーナーの高田夫妻との出会いは2012年のある展示会。
実は、カタカナで最初に取り扱ったのは冬の帽子からでした。
フリーハットという自由にカタチを変えられるフェルトの帽子と、色鮮やかなベレー帽に惚れたのです。

次の春夏シーズンの展示会に行くと、見なれない箱に入った帽子が並んでいます。
これが「BOXED HAT」との出会いです。
ナチュラルなクシャッとしたシワはすべて手作業で作られていて、おもに奥さまが担当していました。数年前までは連日夜なべして作り続けていたのだとか。

彼らの帽子に対する想いは、「帽子を当たり前にかぶる生活を知って楽しんでほしい」というもの。国内外の展示会への出展をコツコツ地道に繰り返し、取り扱い店をじっくりと増やしていきました。

マチュアーハの帽子は不思議な帽子だとよく妻と話します。

「わたし帽子苦手なんです……」。
そうおっしゃるお客さまには、まずこの「BOXED HAT」をおススメします。
簡単にかぶり方を説明して、試着していただいて一緒にカタチを作っていくと、かならず「んっ!あれっ?」という瞬間があります。その方に似合うカタチが見つかるのです。

先日、この帽子の購入を悩まれているお客さまがいらっしゃいました。
とてもお似合いだったので、「帽子をかぶり慣れていらっしゃいますね」と声を掛けさせていただくと、「このマチュアーハの帽子は持っているんです。でも数年前に買って、たくさんかぶったので、だいぶヘタってきているんです。違うブランドの帽子を買おうかといろいろ見てまわっているのですが、やっぱり、同じモノがいいかなと迷っていて……」。

わかります。僕も帽子が大好きで、いろいろなブランドのモノを持っていますが、結局マチュアーハの帽子を選んでしまう。通気性があって、軽くて、かぶっていて疲れない。なにより、この帽子をかぶるとスタイリングが決まるのです。かれこれ3、4個を交代で使っています。

毎年はじめてマチュアーハの帽子を買うお客さまも多いですが、今年はとくに買い替えのお客さまも実は多いのです。
一度は違うブランドの帽子を試してみるけど、やっぱりあのかぶり心地が忘れられない。

マチュアーハの帽子は、ひょっとするとこの数年ブームだったのかもしれません。
いろいろな場所でこの帽子を見かけます。
でもそれって、彼らの願いである「帽子を当たり前にかぶる生活を知って楽しんでほしい」が浸透したからなのだと思います。
どんなモノでもそうですが、周知されるタイミングと、定着するタイミングは違います。流行りで購入する人が落ち着いて、本当にそのモノを好きな人たちがブランドを支えていく。
僕は今年、5つめのマチュアーハの帽子を買いました。改めて思うのは、「やっぱり、この帽子はいい帽子だな」ということ。

はじめての方、ぜひかぶってみてくたさい。似合うカタチがかならず見つかります。
すでにお持ちの方、新しい帽子にしてみませんか? パリッとしたかぶり心地はとても気持ちがよくなります。

今年も夏らしい夏になりそうです。
帽子があることで、いつもの日常に少しでもウキウキをもたらしてくれますように。

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