Katakana-日本のかっこいいを集めたお土産屋さん

Suno&Morrisomのストール展

#作家さんのこと

日時 11月2日(金)〜11月16日(金)
場所 katakana/カタカナ自由が丘店

今年もSuno&morrisomのガラ紡ストールのイベントを開催いたします。
我が家には巻き物好きの妻がいるため、ストールなどはメチャクチャありますが、ここ数年で数が増えたのが、今回紹介するスノーアンドモリソンの綿のストール。
巻いたことがある方は知っていると思いますが、オーガニックコットンを使ってガラ紡でゆっくりと紡績された糸の為、肌さわりが半端なく気持ちいい&あたたかい。
織るときのも空気の層が出来るように作るので暖かいのです。

東京の冬は寒いけど暑いのです。寒風の外出先でも通勤電車のムシムシでもへっちゃらなストールは、新柄が入荷すると今年も欲しくなってしまうのです。

ガラ紡ってなに?
ガラ紡はガラ紡機という紡績機で紡がれた糸の事です。

ガラ紡機は、明治時代後半に日本で考案された、最も古い日本製の紡績機。元来は、繊維品が貴重だった時代に、糸くず等の繊維のごみを糸として再生するためにつくられました。当時はまだ電力が無く、水車で動いていたそうです。

一時期は普及していたガラ紡機ですが、現代の量産型の紡績機に押され、徐々に衰退して行き、現在は2,3件で稼働しているのみとなってしまいました。
ガラ紡機の紡ぐスピードは大変遅く、1日で出来る糸の量は約10kg。これは
Suno&Morrisonの大判ストールに換算すると、25枚分程しかありません。

しかしながら、ゆっくり紡がれるが故に、空気を含み、柔らかく軽い、まるで
手紡ぎのように素朴なムラ糸が仕上っていきます。これは、現代の紡績では決して真似する事のできない、ガラ紡ならではの風合いであり、日本の素晴らしい技術です。

Suno&Morrisonで使用しているガラ紡は、原料がオーガニックコットンの落ち綿※になります。その為、通常の綿の原料のものに比べさらに柔らかく、肌あたりの優しい風合いの生地に仕上がっています。

ご自身で使って頂くのは勿論、お子様や出産祝いなどに。
いつも側に置いて、ガラ紡の心地良さを是非実感して頂けたら幸いです。

※落ち綿とは、現代の紡績機では糸になりきれず無駄になってしまった、短い繊維の事です。

日本のカッコイイを集めたお土産屋さん
katakana/カタカナ自由が丘店からのお知らせでした。