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週末絵本館 第56回「いちごばたけの ちいさなおばあさん」

#週末絵本館

この絵本は、いちご畑の土の下に住んでいる ちいさなおばあさんのお話です。
おばあさんの仕事は、いちごの実を赤くすること。

まだ寒いある日、突然いちごの葉が青々と広がっていて小さな実が付き始めたことに気が付いたおばあさんは大慌て!
いちごの実を赤く色付けるには、地下の奥の奥の水を何往復もしながら汲みあげて、おひさまの光をたっぷり混ぜ入れます。
そこに緑色の石の粉を入れ、赤い水を作らなければなりません。
そして、出来上がった赤い水を持って階段を100段上り、いちご1つ1つ丁寧に塗っていくのです。
おばあさんがやっとの思いで全てのいちごに色を塗り終わり、ひと眠りしていると、
雪が降ってきてしまい…
さて、おばあさんといちごはどうなるのでしょうか。

先日、あるお店に食事に行った時に、お店の方のご厚意でデザートに大きくて真っ赤ないちごをいただきました。
それがびっくりするくらいおいしくて「こんなおいしい いちご初めてかも!」と感動していたのに、うっかり品種を聞くのを忘れてしまいました…。
この春は、おいしい いちご探しをしようかと思います。

・タイトル いちごばたけの ちいさなおばあさん
・作    わたりむつこ/作 中谷千代子/絵
・出版社  福音館書店
・プライス ¥900+税

絵と詩を持ち歩いてみませんか。
素敵な絵本を揃えてお待ちしています。
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katakana/カタカナ自由が丘店からのお知らせでした。