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食いしんぼう通信(12) 山壽杉本商店 茶ひと揃え

#食いしんぼう通信

さて、いっぷく。お茶にしましょうか。そんな会話が日常の静岡では、夏でも冬でも温かい日本茶がささっとでてきます。
水出しもいいけれど、私の実家では、冷たいお茶は麦茶の役目。
母のいれるお茶を口にすると、ふぅーお家に帰ってきたなぁと今でもなんだかホッとします。
そういえば、サッと日本茶が出てくるお家って、最近すごく少ない気がします。

いま日本茶業界では、ペットボトル飲料の普及と近年のコーヒーブームも相まって、急須でお茶をいれる家庭が急激に減っているそうです。
1世帯での茶葉や茶飲料への支出額はここ2〜30年ほとんど変化がないのだとか。
日本人にとって「お茶」が欠かせない飲みものであることは間違いなく、ただその内訳が問題。
茶飲料を買うことは増えているのに、茶葉を買ってお茶をいれること、その機会が減っているのです。
茶飲料が美味しくなっているのも素晴らしいことですが、やはり、茶葉を蒸らして自分好みの濃さや温度で楽しめるのは有意義な時間です。

そんな時間を簡単に楽しめるのが、今日ご紹介する山壽杉本商店の茶ひと揃え。
かわいい包みで、当店ではもうおなじみですね。
日本茶を気軽に楽しめるようにとの思いから、静岡の製茶問屋さんが厳選した煎茶やほうじ茶など6種類の茶葉を、急須用とティーバッグと10パックに分かれています。
素晴らしいのが、一包ずつ日本語と英語の説明付き。とても親切です。
そして、やはり薫り高い。誰でも簡単に美味しい日本茶を味わえます。

10種まとめてお手土産にして、みんなでワイワイ何を飲もうか相談するもよし、ちょっとしたお礼に1種ずつ配ってもよし、
私は水筒の口にティーバッグをひっかけて持ち歩いています。
スタッフのひとりは海外へホームステイするときには必ず持参して、出会った人に配るのだとか。
日本の美味しい味を気軽に広められる便利ツールですね。
店内で開催中のホームステイフェアでも、人気ナンバー1です。ぜひ一度手にとってみてくださいね。

以上、katakana食いしんぼう通信でした。
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