Katakana-日本のかっこいいを集めたお土産屋さん

食いしんぼう通信(16)本家菊屋の秋のめぐみ

#食いしんぼう通信

昨年より好評いただいている、本家菊屋さんのお菓子。ただいま秋限定メニューが加わっています。無添加の大粒の栗を粒餡羊羮で包み込んだ、その名も「秋のめぐみ」。

本家菊屋さんは、歴史ある奈良県で400年以上続く老舗中の老舗和菓子屋さんです。創業天正13年、現当主はなんと26代目!豊臣秀吉に献上したお菓子「鶯餅」は、当時の製法をそのままに奈良名物として400年以上も親しまれています。洋菓子が普及して「あんこ離れ」と言われた時代にも、練乳を練りこんだ白小豆の餡菓子を考案し、コーヒーにも合う和菓子として人気を博しています。

当店でも人気の白小豆を使用した「菊乃寿」「栗饅頭」は、甘さも控えめ、口あたりも滑らかでとても食べやすい。でも、私のオススメはやはり丹波大納言小豆を使用した「秋のめぐみ」です。実は、おしるこや、ぜんざいの小豆はあまり得意ではないのですが…この餡は小豆の味がしっかりと感じられて、パサパサせずしっとり優しい甘さがあとをひきます。あえて粒餡の羊羹というのも食べごたえあり。

菊屋さんがお菓子を作るうえで1番大事にしているのが、やはり「あんこ」だそうです。こちらを存分に味わえる秋のお菓子。歴史に思いを馳せながら、ちょっと一息しませんか。

以上、katakana食いしんぼう通信でした。
katakana Online Storeでもメイドインジャパンの雑貨や身の回り品をたくさんご紹介しています。⇀