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宮田織物「はんてん」ができるまで

#商品のこと

カタカナ自由が丘店で開催中の「宮田織物 はんてん展」。
今年は暖冬と言われていますが、やっぱり朝方、夜は凍えるように寒いですよね…
お家の中でも、お外でも大活躍なのが「はんてん」。

「はんてん」は、福岡の筑後の宮田織物さんで糸選びから、縫製まで、自社一貫で丁寧に生産されています。
今回のブログでは、そんな宮田織物さんのこだわりのものづくりをご紹介します。

1、布地の企画

はんてん作りは、布地の企画からはじまります。
もともと久留米絣作りからスタートされた「宮田織物」さんのこだわりが特に感じられるポイントです。

使用する布地は、専任のテキスタイルデザイナーを中心に、糸選びから行ない、何度も試し織りを重ね、
デザイン性・色味だけでなく、風合い・肌ざわりなどまでチェックし、合格した布地のみを使用します。

2、デザインの企画

出来上がった数多くの布地の中から、さらにそのシーズンに相応しいものを選び、製品のデザインを行ないます。
布地の組み合わせ、色の取り合わせを熟考しながら、何着もサンプルを作ります。
デザイン性だけでなく、実際に着用して、着心地なども、ここで何度も確認。
さまざまなチェックが通り、製品が決定したものは、型入れを行ないます。

3、裁断から縫製工程

裁断の前に、まず布地を縮絨(しゅくじゅう)機にかけます。
縮絨という作業は、蒸気を当て、布地を前もって縮ませることで、 縮みやすい木綿素材ならではの欠点を補う大切な前工程です。

裁断された布地を、組み合わせる縫製作業は、職人さんが一枚一枚丁寧に縫いあわせていきます。

4、わた入れ工程

ここからが、わたいれはんてんの特徴でもある、はんてんに「わた」を入れる工程です。
熟練の職人が2人1組になり、 一枚一枚丁寧に「わた」を入れていきます。
また、わた入れはんてんの背中部分には、 足しわたをしたりなどの暖かさへのこだわりがあります。

5、とじ工程

熟練した職人が、ひと針ひと針こころを込め、わたの加減を見ながらとじていきます。
全ての縫い目の幅を同じにせず、その縫い目の箇所により、広くとじる・狭くとじるなどといった
職人の技が、やわらかで心地よい着心地へと繋がります。

6、仕上げ・検品・検針工程

最後に、一枚一枚を人の手と目で細かく確認していき…
ついに、完成です!

さまざまな工程を経てようやく出来上がる「はんてん」。
確かなものづくりから生まれた宮田織物さんのはんてんは、着る人を心も体もぬくぬくとあたためてくれる優しいアイテムです。
あたたかさ、身軽さ、一度羽織るとその良さが分かります。
ぜひ、一度店頭でご試着してみませんか?

▶宮田織物のはんてん 全ラインナップはこちら

「宮田織物 はんてん展」
日時:2023年11月10日(金)からスタート|11時−19時 会期内 火曜店休|
場所:カタカナ自由が丘店/オンラインストア

手作業で綿入れされている宮田織物のはんてん。
それはまるで布団に包まれているような着心地です。
自分用はもちろんプレゼントにもおすすめですよ。
今回もカタカナ別注が並びます、お楽しみに。