カタカナのつくり手とはこび手「にじゅうかのう」 CANVAS×LEATHERリュック・サコッシュ編
4月16日(金)から始まる『にじゅうかのうのリュック展』。
開催に先駆けて新作のCANVAS×LEATHERリュック・サコッシュの魅力をお伝えしたいと思います。
イベントではオーダーとなるCANVAS×LEATHERリュックとサコッシュ。
キャメル、グレー、ネイビー、キナリは倉敷帆布、カーキは滋賀・高島帆布と、色によって産地が異なります。
もともとブランドの立ち上げ当初は帆布と革をメインにバッグをつくっていたにじゅうかのう。
倉敷、高島の帆布は当時から使っていた素材で、発色の良い綺麗な帆布はどれもこだわって探したもの。
軽く、程よく厚みのある9号帆布を使用。
パラフィンというロウソクのロウのような素材を塗り込んだ帆布のため、
普通の帆布と比べて水の染み込みが少なく、程よいシワ感も出ていて経年変化を楽しめる素材なのだそう。
リュックのベルト、サコッシュの留めの部分には国産の牛ヌメ革を使用。
nudeは使用していくと飴色に、Blackはツヤが出てきてそれぞれの経年変化を楽しめます。
革の分量を増やすと重くなってしまうことから必要な場所にだけ使われているため、軽いのですが品があるデザインとなっています。
リュックの基本的な機能はFUKUISIWAナイロンリュックとほぼ同じで、背面にポケットが設計されています。
もちろん引手も4つ付いています。帆布と革に合わせたシンプルなファスナーを使用。
サコッシュはにじゅうかのうらしいシンプルなデザインなのですがどこか新鮮。
その理由はドイツホックというホックを取り入れているところ。金具の先を引くと開く仕組みになっています。
もともとは重厚感のある革製のバッグなどで使われていたパーツで、これがバッグのアクセントになっています。
サコッシュは一般的にアウトドアブランドが多くスポーティな印象ですが、日常でも使えるようなナチュラルでシックなものがつくりたいとデザインされたのだそう。
真鍮の金具もポイントで、使うほどに色が変わってくることで雰囲気が変わり経年変化が楽しめそうです。
素材はナイロンにこだわらず帆布や自然素材のバッグもつくりたいと三輪さん。
このCANVAS×LEATHERシリーズはナチュラルな装いにも馴染んでくれそうです。
また、リュックはキッズサイズのオーダーもできるので家族おそろいで持てるのも嬉しいところ。
チャックが広く開けられるので中のものを取り出すのもらくらくできます。
サイズはリュックがMとL、サコッシュが2サイズ、キッズはワンサイズで、
帆布がキャメル、グレー、ネイビー、カーキ、キナリの5色と革はnudeとBlackの2色からお選びいただけます。
選ぶ時間も楽しくなるCANVAS×LEATHERシリーズ、使うシーンを想像して選んでみてくださいね。
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「にじゅうかのうのリュック展 」
会期 2021年4月16日 (金) – 5月6日 (木)
場所 カタカナ自由が丘店
こんにちは、カタカナの河野です。
突然ですが、自由が丘店の店長である僕の妻はかなりのリュックマニアです。
「そんなにいるのかな?」 と言うくらいリュックを買い替えていたのですが、
5年前にこのリュックに出会って「リュックさがしの旅」が終わりました。
妻曰く「ほぼ完璧」らしいです。
今回のイベントではさらに完璧に近づいた別注リュックも並びます。
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