あすなろ工房マルシェ
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週末絵本館 第90回 「ゆびたこ」
自分には、“ゆびたこ”というものが出来たことがありません。
触った感じの固さとか感触とかもわからないので、ゆびたこは本当に“未知の存在”です。
なので、とても気になる「ゆびたこ」。
名前もかわいい。
でも、この絵本みたいな喋るゆびたこさんだったらどうしよう。小さいゆびたこさんなら。ちょっと楽しそうです。
ただ、わたしは巨大物恐怖症なので、絵本のようにぐんぐん大きくなっちゃうゆびたこさんはちょっと怖いかも。
ゆびたこさんにも個性がありそう。住んでる指が違ったり性格が違ったりしたらおもしろいなぁと思います。
きっと、ゆびたこさんが手に出来てから、ゆびたこさんとさよならするまでには、その子によっていろいろなストーリーがあるんだろうなぁと思うと、指しゃぶりをしている子をみると「あのこの手はどんなゆびたこさんかな?」と気になるようになってしまいました。
きっと、自分の手にはもうこれからも、ゆびたこさんはやってこないと思うと、ちょっと会いたかったような不思議な気持ち。
私には小さなおともだちがたくさんいるので、今度、どんなゆびたこさんがいるのか見せてもらおうと思います。
書き手 つー
・タイトル 「ゆびたこ」
・作 くせ さなえ
・出版社 ポプラ社
・プライス ¥1430
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