10年間なかず飛ばずだった、 オンラインストアが会社の柱になった訳
2010年10月、「日本のカッコイイを集めたお土産屋」というコンセプトで、東京・自由が丘にカタカナという小さな雑貨店を開きました。
自由が丘は全国に知られた町ですが、私たちの出店した裏通りは、その当時は人もまばら。お店を認知してもらうまで、売れない日々が続きました。
オンラインサイトはOPENと同時に開設したので、今年で12年になります。
「これからはオンラインの時代だ!」
と言いながらも、実店舗の売上が90%で、オンラインストアの売上が10%。こんな状況が10年続きました。
もともと創業メンバーの3人が、小売り業界だったこともあり、得意な実店舗に力を注ぐことが、会社を軌道にのせる近道だったのです。
一方のオンラインストアは鳴かず飛ばず、、、
実店舗が忙しくなる中で、なかなか成果が出ない事業に、「オンラインストアはもうやめませんか?」という声も・・。
日々の努力がむくわれない事につかれてしまったようです。
経営コンサルタントの先輩に、決算書を見てもらうと「オンライン事業をやめて、もっと実店舗に集中した方がいい」そんなアドバイスを言われたこともありました。
けれど僕たちはあきらめませんでした。
コツコツ作業を続けていく中、いくつかのきっかけがあり
オンラインストアもポンと芽が出るように伸びてきました。
一番大きなきっかけが、感染症の流行でした。
2年前、緊急事態宣言でお店を開けなくなり、オンライン販売しか生きる道がなくなって、「なんでもやろう!」
と写真や文章をやりなおして、ブログを毎日書き続けるようになりました。
さらに、ある1枚の写真から売上が飛び跳ねるように上がったのです。
たまたま、ギャラリーを借りて撮った写真は、今までのワンルームの片隅で撮影していたモノとはちがいました。
「写真はこんなにも大事なのだ!」
あらためて痛感した出来事でした。
それからはお客様からの応援もあり、オンラインストアがお店の売上を越す月が出てきました。
古いマンションの一室を事務所にしていたので、倉庫や事務作業、撮影&配送などで、すでにキャパオーバーのパンク状態。
そこで昨年の10月、自由が丘の2つ隣の尾山台駅に一軒家を借りました。2階は写真がいつでも撮れるスタジオに。
環境がよくなると、いろいろとうれしいことがつづきます。良いスタッフにめぐり合えて仲間が増えたこともうれしい出来事でした。
そしてさらに、お客様がお買い物をしやすくなるように、ホームページのリニューアルをおこないました。
コツコツと続けてきたオンラインストアは、気がつけば2年前のコロナ前とくらべて、8倍の売上になりました。
実店舗にもお客様がもどりはじめて、今期の会社は最高益!
このことは、あの日「本気でかわろう」と思ったオンラインストアが原動力なのです。
カラーミーショップ大賞って知っていますか?
じつは、カタカナが大賞候補にノミネートされました。
カラーミー主催の数万店あるオンラインストアの中から優秀なお店を決める、オンラインストアの全国大会のようなモノ。
今は2次審査で800店舗に絞られて、
なんとカタカナはアクセサリー・ファッションでは、現在9位!!!
みなさんの投票で大賞が決まります。
ぜひ、「ポチッ」と投票お願いします。
毎日「ポチッ」としてもいいそうです。
4月8日までが投票期限なので、
1日1回の「ポチッ」をお忘れなく。
▶投票はこちらから
まだまだ、オンラインストアはやりたいことが山ほどあります。
ワクワクしていただけるお店をたくさんの方と作り上げることが出来ればうれしいです。
多くの人びとに、カタカナと言うお店を知っていただく、きっかけにこのノミネートがなればと思います。