食いしん坊通信(71)佐京園のお茶とあづまや製菓の銀露梅
1月27日(金)よりスタートした『ポット展』では、
紅茶や日本茶が美味しく淹れられお茶の時間が楽しくなるようなポットや器が勢揃いしています。
イベント情報はこちら→◎
そして器と一緒に並ぶのはおいしいお茶とお菓子、カタカナバイヤー厳選のおいしいものが集まっているのです。
今回の食いしん坊通信では『佐京園のお茶とあづまや製菓の銀露梅』をご紹介したいと思います!
佐京園さんは第18回食いしん坊通信でもご紹介しましたが、(記事はこちら→◎)
のどかな茶園が広がるSLの街、静岡県島田市金谷で江戸時代から約300年にわたり、
茶葉の育成、収穫、製造全てを行うお茶屋さん。
▲佐京園HPより
佐京園さんは、土質や斜面の向き、標高などが違う7つの茶畑で茶葉の栽培を行っています。
この茶畑ごとのお茶が7種類。畑ごと日照時間も違うため、それぞれ特徴のある味に仕上がるのだそうです。
どのお茶も個性があって飲み比べてみてほしいのですが、
まずおすすめなのが『上級深蒸し緑茶 茶園No.3 夢想』です。
夢想の畑は佐京さんのお家の周辺にあり、粘土質な土地でお茶はもちろん蜜柑の栽培にも適した土地なのだそう。
茶摘みが始まり少し経ち、4月下旬に採れる茶葉を使用したお茶で、粘土質特有の上品な香りと、深い味わいが特徴です。
今回お茶を送ってくださった荷物には一緒にお手紙が。
「リーフ茶を短時間で、湯ざましすることなく、とてもおいしく飲む方法を広めてください。」と丁寧にお茶の淹れ方をまとめたリーフレットが入っていました。
さっそくお茶を淹れてみました。
【佐京園さん推奨!おいしいお茶の淹れ方】
1.急須(ポット)に茶葉を入れたあと、茶葉が浸るくらいのお水を入れる。
※少し待つと甘みがより引き立つのでおすすめ。
2.適量のお湯(熱くてOK)を急須に注ぎ、蓋をして30秒待つ。
3.湯呑みに注ぐときは最後の1滴まで注ぐこと。
※茶葉がお湯に浸かっていないようにすると2煎目以降もおいしくいただけます。
蒸れてしまうので、蓋は外しておくこと。
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いたってかんたん、そして甘みがありまろやかで香りがとっても良く、「急須で入れるお茶はおいしいな」としみじみ思います。
またお茶と一緒に『あづまや製菓の銀露梅』をいただきました。
あずまや製菓さんは1953年から続く徳島の和洋菓子屋さん。
銀露梅は名前に「梅」とありますが梅は入っておらず大納言小豆をたっぷりつかったカステラ生地の焼き菓子です。
素材はいたってシンプルで、ほっくりとした生地と大納言小豆の優しい香りと甘み、後味はとってもさっぱりとしていて食べたあとの罪悪感がありません。
今の世の中なんでも「時短」や「効率」を謳われることが多く、お茶でいうとペットボトルのもので済ませがちですが、
こうしてお気に入りのポットや急須でゆっくりとお茶を淹れておいしいお菓子といただく‥そんな時間が日常にあると
お腹だけではなく心も満たされるような気がしました。
ぜひ皆さんもお茶の時間を楽しんでみてくださいね。
日本のカッコイイものを集めたお土産屋さん
カタカナ自由が丘店からのお知らせでした。