さがしモノの旅 九州 波佐見・久留米編 その3
さがしモノの旅 九州 波佐見・久留米編 その3
朝一から西海陶器さんで新幹線箸置きの打ち合わせ。
3年越しの企画の発売が現実になり何だか会話も明るい。
一番手前青いブルゾンを着ているのが営業担当の一瀬さん、隣がこの新幹線箸置きの生みの親
の一人の川内さん、隣の女性が型や窯元さんとのやり取りを取り仕切ってくれている伊藤さん。
心強いチームです。この場をお借りして一言「企画の道筋をつけてくれた陶器問屋の長町さん、
本当にありがとうございます。」
そして、最終の生産の確認と新作!?の打ち合わせのために窯元さんへ!
細かい部分はその都度画像や資料を見ながら作り手の方たちと考えを共有します。
2年前、「この窯元に断られたら、この企画は難しくなるかも、、」と言われ、緊張しながら
カタカナがはじめて作り出すオリジナル商品だという事、箸置きに対する想い、なぜ新幹線なのか
という事を熱く語ったのを思い出します。今回も難しい手書きの仕事を依頼するのでちょっぴり緊張。
どこの窯元を訪ねても工房の中はワンダーランド!
キョロキョロ、ワクワク!してしまいます。
「転写屋さんにも行って打ち合わせしちゃいましょう!」との事ではじめての転写屋さんに。
建物に入るとモワッとインクのにおいがします。
この部屋ですべての型のインクの調合が行われます。
「せっかくだから」と新幹線箸置きの「0系」のシートを刷っていただきました。
アパレル時代に毎週のように通った、Tシャツのプリント工場を思い出します。
出来上がりを見るのはいつも感動。
転写シートと言うと手書きよりも簡単に思われますが、コンマ何ミリと言う世界をきっちりと
仕上げていく職人技なのでした。
データ管理がきちんとされている様子に、焼き物は科学だと再認識。
ここでも新作の打ち合わせ。腕を組み唸る転写工場の社長さん、伊藤さんも思わず頭を抱えて
しまいます。でもこのような事を何度も乗り越えて商品が出来上がって来るのです。
今では無事に店頭に並んでいる新幹線の箸置きですが、色々な方の知恵と職人技と想いがたっぷりと
詰まって出来上がっている商品なのです。
波佐見での打ち合わせを無事に終え福岡へ!
小豆島の井上くんと九州出身の西尾君に福岡のおススメのお店を聞いたら廻りきれないくらい
情報が来た!ありがたい。。
工藝風向さんと珈琲美美さん
工藝風向さんはちょうど岩手の漆の展示をしていました。程よい大きさのギャラリーであり
お店です。ギャラリーをやるのだったら、こんな雰囲気もカタカナらしいかも?と妄想。
珈琲美美さんはFBでご不幸があったとお聞きしていました。いろんな意見もあるようですが
おいしい珈琲を頂きました。
LIFE IN THE GOODS.さん
展示会の谷間で商品は少なかったですが、空気感が素敵でした。
あと、1つのイベントにかける時間と労力のかけ方が勉強になった。
真剣に、じっくり準備して「ドカン!」と売る。それぞれのお店のスタイル。
TERCEIROさん
まわりにはそれっぽいお店はありません。LIFE IN THE GOODS.さんにおススメを聞いたら、モツ鍋屋
さんとこのお店。当日はformeさんの靴の受注会をやっていました。オリジナルの洋服を見たかったの
ですがイベントの為、2階のお店はクローズだそうです。とても残念です。
knotさん
こちらも心地よい空気が流れるお店です。コンパクトなお店の中に洋服と洋品雑貨が厳選されて
います。綿のキャップを妻が購入しました。僕は眼鏡にくぎ付け!でも眼鏡を買い替えるのは
冬季オリンピックの年と、変な誓いを自分で立ててしまったので我慢、、でも気になる。
その後もいろいろと駆け足でお店を廻りました。
まだまだ訪れたいお店が沢山ありますが今回はタイムアップ!
明日は今回のさがしモノの旅のメインの久留米へ!
日本のカッコイイを集めたお土産屋さん
katakana/カタカナからの旅のレポートでした。