Katakana-日本のかっこいいを集めたお土産屋さん

ワールドカップが始まる前に。

#コラム


ワールドカップが始まる前に。

実はこのブログは4年前のブラジル大会前に書きたかった内容です。
ですが、その時はどうしても書けなかった。
カタカナを開業する前のキラキラと輝いていた自分に対して、
どんな言葉を重ねても言い訳になってしまう。悔しいけど当時の僕たちは焦り、もがいていました。

ちょっと長くなりますが、開業前の一通のブログにおつき合いください。

【ワールドカップで思ったこと】 2010年6月30日

僕はあまりスポーツ観戦が好きではありません。
スポーツ新聞を一生懸命熟読する人の気持ちがいまひとつ分かりません。
男子と生まれたからにはそんなことではイカンと思いますが、どうも苦手です、、、
中学、高校とテニス漬けの日々を過ごし、最終的には関東大会まで出場はできたので、
まあまあ頑張ったかな?と思えるくらいに自分では一生懸命やったつもりです。
なので、スポーツ自体が嫌いというわけではまったくありません。

そんな僕ですが、ワールドカップは観ます! 完全に4年に一度のニワカファン。
独立を決意し開業準備中という、心境の変化も大きかったと思うのですが、
今年のワールドカップは感慨深く見ることができました。

南アフリカ大会の本戦に突入する前は、まったく期待されていなかった日本代表チームが、
一試合ごとに注目が高まっていく。
そして、選手たちが一層キラキラと輝きだす。
自分のやるべきことを理解して、それに対して120%全力で向かっていく。
そして凄いのは、自分の能力のギリギリの状況にいながら、相手を思う気持ちを優先していること。
今大会を見ていると、選手たちが頑張るだけではダメなんだということを改めて教えられました。
控えの選手は、当然自分がピッチに立って駆け回りたいでしょう、 でも、いまできる120%のこと
を彼らは考えて、実践していたと思います。

だから、インタビューを受ける選手たちの口から、次々とあの言葉が溢れてくるのです。

「チームワーク」

本当のチームワークを久し振りに見たような気がします。

僕は今年チームを作りました。
まだ3人ですが、立派なチームです。
僕がいま考えられる最高のメンバーです。
3人が本気になって120%頑張れば、必ず上手くいくと思います。
そして彼らのように、あんないい顔で自信をもって言いたいです。
「成功できたのは、“チームワーク”のお陰です」と。
4年後のワールドカップは、ブラジルが開催地だそうです。
それまでの4年のあいだに、僕たちは想像もしなかったような経験をするでしょう。
泣いたり、怒ったり、笑ったり、傲慢になったり、卑屈になったり、熱中したり、
投げ出したくなったり、あらゆる感情が交錯すると思います。

4年という時間は、長いかもしれません。 あるいは「あっ!」という間かもしれません。
どちらであっても、一日一日を充実させて実力をつけていきたいと思います。

【4年後の自分へ】

「素直な心でいますか?」
「志は磨き続けていますか?」
「笑顔でいる努力はしてますか?」
「好奇心をも持って行動的に動いてますか?」

「これが僕たちのチームです! と胸を張れていますか」

日本代表チームの方々 感動をありがとうございます!

雑貨屋さん開業日記 カタカナ自由が丘店」より

そして、このブログから8年を迎えます。
4年前は、「楽しいお店にしよう!」と言いながら眉間に皺を寄せて、怖い顔をしていたかもしれません。
「自分たちはこんなに働いているのに、なんでスタッフは分かってくれないんだろう?」
「このくらいの品揃えで大丈夫だろう、だって時間がなくてしょうがないから」
「またあの店に真似された! いい加減にしてほしい」 何だか焦ってばかりいたように思います。
でも今は自信をもって大きな声で言えます。

「いまここにいられるのはチームワークのお陰です!」

昨年度は事業を縮小し、創業の店である自由が丘店に集中しました。
新しい人材が2人仲間に入ってくれたことで、会社の空気がガラリと変わり自然と笑顔が増えました。
笑顔って無理やり増やすものでは無くて、笑顔になるような仕組みを作ることが大切なのだとやっとわかりました。
まだまだ、僕たち一人ひとりは粗削りで伸びしろタップリ!
得意なことを伸ばしていきながら、苦手なことは助け合っていこうと決めた途端なんだかワクワク!
カタカナがあるから自由が丘に行こう! そう思っていただける店をさらに作っていきます。
楽しみにしていてください。

相変わらずスポーツ観戦には興味がなくて詳しいことは分かりませんが、
今回のロシア大会の日本代表は雲行きが怪しいとの噂が、、

でもどんな結果が待っていようと、いまできることを、心を込めてやり抜くだけだと思います。
インタビューで「チームワークのお陰です!」と聞くことができればいいな。

4年後のカタールは、初めての中東開催になるそうです(変更にならなければ)。
2022年は、カタカナを開業して12年、株式会社タンケン社になって8年を迎えます。
「この4年間で本当にみんな成長したね!」と言われるように頑張ります!

【4年後の自分へ】
「素直な心でいますか?」
「志は磨き続けていますか?」
「笑顔でいる努力はしてますか?」
「好奇心をもって行動的に動いてますか?」
「これが僕たちのチームです!と胸を張れていますか?」

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katakana/カタカナ代表河野のコラムでした