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高倉工芸南部箒展「高倉工芸のお話」

#作家さんのこと

年に一度のカタカナ一大イベント「高倉工芸南部箒展」。
開催までいよいよ約1週間となりました。
毎年開催されるイベントですが、まだ知らない方の為に「高倉工芸」についてご紹介します。

高倉家は岩手県九戸村で代々続く農家で、もともと箒作りは農閑期の副収入源でした。
先代社長・高倉徳三郎氏が「伝統の技と文化は継承していかないと消えてしまう」と危惧し、
箒を一産業として本格的に作り始めたのが「高倉工芸」のはじまりです。

丈夫で長持ちをする、しっかりとした箒を作りたい。長く愛用していただける箒を作りたい。
そんな想いで、機能性、耐久性に優れた南部箒を作り続け、確かなモノ作りは日本中に広まっていきました。

そして現社長・高倉清勝氏は、より多くの人に「南部箒」の素晴らしさを伝えていきたいという想いから、
箒を若い世代にも親しみやすい暮らしの道具とするべくカラフルな色合いの箒や、オーガニックの箒作りなど
今まで「南部箒」に馴染みのなかった層にも受け入れやすい箒を生み出していきます。

そして近年では、なんとロンドンやパリなど世界各国で、南部箒の魅力を伝えています。
国内にとどまらず、日本いいモノを世界に。
高倉さんの前に前に進む姿勢に、私たちも自然と熱い思いになります。

次回のブログでは、「南部箒のお話」を更新予定です。
南部箒の特徴、こだわりの素材、他の箒との違いについてご紹介します。
お楽しみに。

高倉工芸南部箒展は、11月2日からの開催です。
イベント詳細はコチラ→ 

カタカナオンラインショップでは特設ページがオープンいたしました!→
販売スタートは11月3日からとなります。