さがしモノの旅 再び秋田 佐藤木材容器の佐藤君との出会い
そうだ!秋田に行こう。
年末年始の店商売は、かきいれ時なのでまとまったお休みはとりません。そのかわり毎年2月はスタッフと交代で連休を取ります。
いつも河野夫妻はこの2月の連休を使って、休み半分仕事半分の「さがしモノ旅」に出ます。
僕「今年の連休は秋田に行かない?」
妻「絶対に嫌だ!なんで休みなのに寒いところに行かなくちゃいけないの?イヤです」
猛反対する妻は青森県・津軽地方出身者。雪国育ちなのに寒いのが苦手です。
でも、この前の「いちじくいち」での秋田県民の人懐っこさ、が僕にはとっても面白くて、妻を口説き落として出発したのでした。
出発してから気付きましたが「今回の旅はノープラン、、」
最近のさがしモノの旅は、ある程度誰に会うかを決めてから向かうので、着いてから「さあ、、どこにいく?」と言うことはありません。
でも今回は「で、、どこ行きたい?」などと妻には聞けない状況ですが、飛行機は無事に秋田空港へ到着しました。
一枚の投稿から素敵な出会いへ
秋田についたらここで記念撮影&SNS発信。
とりあえずバスで秋田市内に向かうことにしました。
そのバスの中で2件の秋田情報のSNS通知が!
1通目 矢吹さん(のんびり編集長)
2通目 酒井さん(ろくろ舎 生地師)
「昨日まで秋田のギャラリーで展示していました、すれ違いですね。僕もこのなまはげの写真撮りました」
>「五城目町の佐藤木材容器さんで展示を継続しています。佐藤君いい子なんでお時間あれば行ってみてください。作家さんも紹介してくれるかも?」
ナイスな通知に本日の予定決定!
レンタカーを借りて、五城目町に向かいます。
突然の訪問にやさしく向かい入れてくれた「佐藤木材容器」の佐藤さん。
昭和40年創業
生まれ育った「五城目」の山から頂く木材で
「人と人をつなげる食」を、
大切に確実に届けるための「容器」をつくってきました。
その思いは今も変わらず受け継がれ、
同じ「秋田杉」でも
ひとつひとつ異なる「木の性格」を読み取り、
ひとつひとつを丁寧な手作業で仕上げています。
工房のとなりに新しく作ったというギャラリー兼販売スペースでお話を聞きました。
この部屋に入ってすぐに目に飛び込んできたのがこの写真。
「ん?!」
見覚えがあります。
毎年東京・青山のスパイラルホールで開催される、ててて見本市でご挨拶していました。
さらに、のんびりの矢吹さんと出会った愛知県・蒲郡の「森道市場」でろくろ舎の酒井さんの隣のブースで出展をしていたのを思い出しました!
「うぁ!ご無沙汰しております!突然すみません!」
佐藤さんは先代のお父さんからこの、佐藤木材容器を引き継ぎ製作を一人で切り盛りしています。
展示会で出品していた丸い木のプレートの他に、いろいろな会社からオーダーを受けているそうです。
関東地方中心に全国制覇しているパン屋さんの、店頭で使っているパンを並べるトレーは佐藤さんがすべて作っているのだとか。
チェーン店のパン屋さんなのでトレーなどの備品は、コスト重視で海外モノを使っていると思っていたしまたが、国産なのですね。ちょっと見直しちゃいました。
大手からの外注は佐藤さんにとって、とても大切な仕事です。
「いまお仕事を頂いている時だからこそチャレンジしたい」
自分のブランドを立ち上げよう!
そう思い佐藤さんは考えました。
みんなで食べるとおいしいよね
かつてはあたりまえだった、誰かと食卓を囲み、言葉を交わし、
ひとりでは手に入らないものをみんなで楽しむ、共食。
少しでもその機会を増やしたい。
なにより、みんなで食べた方がおいしいと佐藤木材容器は考えます。
年季の入った機械を自分の手のように操っていきます。
まるでオブジェのような機械の美しさ。
いろいろお話を聞けて妻も大満足。。
良い方と巡り合いました。
ろくろ舎のひき物。
良いですね。
カッコイイ。
このご縁を作ってくれた、
福井県鯖江の生地師の酒井義夫さん!
ありがとうございます!
そして、、彼の縁は別のところからもやってくるのです。
#こんど奢るね
【さがしモノの旅のラーメン】
佐藤さん「昼飯まだですよね?何がいいですか?」
河野夫妻「ラーメンで♡」
佐藤さん「天ぷら中華にしましょう」
河野夫妻「、、?」
ここはそば屋さん?
でもみんな天ぷら中華を食べています。
天ぷらが入っているかと思いきや
ラーメンに天かすが入っています。
アッサリ醤油ラーメンに天かす!
かなりおいしいです。
秋田県の五城目にお立ち寄りの際は「天ぷら中華」をお試しを!
10周年記念 大北東北展て何?⇒◎◎◎
イベント特設ホームページ⇒大北東北展HP
日本のカッコイイを集めたお土産さん
カタカナ河野のさがしモノの旅でした