さがしモノ旅 和歌山 kitt編
カタカナでスウェットと言えば、「フワフワもっちり」の、このスウェット。
出合いはコロナ前の5年ほど前でした。
「どうしても見て欲しい商品があるので、商談をしたい!」との一通のメールが。
数日後お店に訪れてくれたのが有田さん。残暑の厳しい中、お店のガレージで汗ばみながらの商談が始まりました。
見せてもらった裏毛のスウェットは、いかにもプレーンなデザインで、キレイに仕上がっているけど特長は無いなかも、、
そう思いながら、スウェットにさわってみると、今までに感じたことが無いフワフワ感!
僕は暑さも忘れて試着していました。
「なに?この着心地の良さ!!」
それからは、こちらが逆に質問責め!
なぜ?こんなにもフワフワなやわらかさのか?
なぜ、こんなにも軽いのか?
なぜ肌あたりが、こんなにも気持ちいいのか?
【秘密は日本のモノ作り】
その時おしえてくれたのが、「紡績工場の特殊な糸を使っているから!」
有田さんは、日本のモノ作りのすばらしさを、熱く、熱く語ってもらいました。
僕はすっかりこのスウェットに惚れこんでしまい、いつかお店で紹介できる日を夢見ていました。
その後、コロナ渦になり、すべてがバタバタと予定が入れ替わり、あっという間に数年が経ってしまいました。
このスウェットのブランドがスタートして3年後、カタカナでの取り扱いがスタートしました。
2022年1月に開催したはじめてのイベントは、僕たちも有田さんもビックリするくらいの大盛況!たくさんあった商品が目の前からドンドン売れていく。
けして安くないスウェットですが、1枚買っていただいたお客様が、日を開けずにもう1枚買いに来る。なんなら2枚買っていく!
恐るべきリピート率です。「1度着たらクセになる」そんな言葉が思わず口からこぼれました。
その年の秋にもイベントを開催し、初回を上回る大盛況!
そして、翌年の春にもイベントを開催しまたもや記録更新!
カタカナでは珍しい、年間で2回開催する人気のブランドになりました。
しかし、事件が起こります。
春のイベントの直前に、「このスウェットを作る紡績会社が工場を閉鎖する」と連絡が有田さんに入りました。
続く…
▶続きはこちらから さがしモノ旅 和歌山 kitt編「日本の良いものが消えていく」
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「kittのスウェット展」
〈日程〉11月1日(金)-12月12日(木) 11:00-19:00 [火曜日店休日]
〈場所〉カタカナ自由が丘店・カタカナオンラインストア・キナリノモール店
“もっちり”として“ふわふわ”やわらかく軽い。
「kittのスウェット」は袖を通した瞬間に、着心地の良さが分かります。
それは縫製、細かなディテールにこだわってつくられているから。
身にまとった日には自然と気分が上がりそうです。
他とは違う、定番のスウェット。
気軽に着れる上質な普段着をさがしている方にぜひ、おすすめしたい一着です。
今回はkittではじめてのカタカナ別注カラーをつくりました。お楽しみに。