けん玉の話
この会社との出会いはある展示会でした。
怪しげな見るからに”アメリカ人”というよなカウボーイハットに
皮のベストにジーンズのデップリした大柄のテキサス映画に
出てくるようなオジサンが、けん玉のブースで売り込みをしていました。
話をしてみると彼はけん玉をアメリカに普及させる仕事をしている
そうです。
「見テイテクダサイ」とおもむろにけん玉を始めましたが、
一生懸命なのはつたわるのですがすごく下手、、、、、。
でもけん玉に対する熱意は僕たち日本人をはるかに上回っていました。
カタコトの日本に少し聞き飽きてきた時、流暢な山形弁の青年が
現れました(日本人)。
かなり早口でこのけん玉は日本けん玉協会の公認のものであること、
けん玉普及にDVD等を作っていること、普通のけん玉だけではなく
色や形をいろいろと作っていることを熱く語ってくれました。
けん玉なんてたくさん売れないだろうけど「お店に置いたらちょっと
おもしろいかな?」という軽い気持ちで取扱いを始めたら、、、
なんと!!、、、、大人気です。
2歳の子供から20代のおニーさん、おネーさん、30、40代の
サラリーマンやOLさんに幅広く人気があり、インテリアとして
買ってくれたお客様が、毎晩剣に刺さるまで寝ないという熱中
ぶりを報告していただきました。
また別のお客様がスポーツカウセリングのお医者さんなのですが、
けん玉を治療に使っているそうです。確かに正しい姿勢で精神統一
しないと絶対に玉がスポット入ってくれません。
なるほど、、なかなか奥が深いです、けん玉。
後日談があります。
山形工房の上記の青年がお店に来てくれました。
名前は梅津さん、なんと社長さんでした!!
今回もさわやかな山形弁を披露してくれて、けん玉の実演をしてくれました!
流石!上手い、、、
今度お店でけん玉教室を開いて彼に特別講師で来てもらおうかな~