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小さな財布展 座談会【前編】|バイヤーが語る、ブランドとの出会い

#座談会

2/20(金)‐3/19(木)まで「第9回小さな財布展」を開催します。
小さな財布展、と言いながら。
最近、ミディアム財布が人気なんです。
小さすぎない安心感。でも、大きすぎない軽やかさ。
だから今回は、“少し大きな小さな財布”も見つけてきました。
そして、タイトル通り“さらに小さな財布”も見つけてきましたよ。
サイズの正解はひとつじゃない。
自分にぴったりなお財布をぜひ見つけてください。

今回の座談会では、「小さな財布展」のセレクトを担当する
代表・河野、バイヤー・平岡、
聞き手としてオンラインストア店長・脇田の3名でお届けします。
バイヤーたちが本音で「小さな財布展」のこと、
それぞれ「財布の魅力」について語ります!


代表:いよいよ一年に一度の「小さな財布展」がはじまります!

平岡:今年もコンパクトからミディアム、長財布まで約160種類。
かなり見ごたえがありますね。

脇田:お財布の祭典ですね!
今年で9回目になりますが、そもそもはじまりは何だったのでしょうか?

代表:10年ほど前は、まだ長財布が主流の時代でした。

脇田:ハイブランドの長財布が流行っていた気がします。

代表:そうだったよね。男性のお客さまを中心に、
「ポケットに入る小さな財布がほしい」と店頭で
直接声をいただくことが少しずつ増えてきて…

そんな中、イベントで
m+
さんに出会い、「ミッレフォッリエ」を取り扱うようになったんです。

店頭に並べてみると反応がよく、
小さい財布を探している方が多いことに気づきました。

脇田:そうだったんですね。

代表:それからしばらくして、小さなバッグが広がりはじめ、
各ブランドでもコンパクトな財布が増えてきて、
それなら一度、まとめて提案してみようとはじめたのが「小さな財布展」。

脇田:なるほど。初回の反響はいかがでしたか?

代表:想像以上の反響があったね。
小さな財布を求めている人が、こんなにいるのかと。

脇田:この9年間で変化はありましたか?

代表:日本はキャッシュレスが進みづらいと言われていたけど、
コロナ禍をきっかけにタッチ決済が広がって、
小さな財布を持つことが、いつの間にか当たり前に。
ライフスタイルの変化とともに、このイベントも続いてきました。

脇田:今回も多くのブランドさんが参加されますが、
新しいブランドとはどのように出会っているのですか?

平岡:私はクラフトフェアが多いです。
革の作家さんと出会ったら、まずお財布を見ます。
クラフトフェアは、新作や挑戦的な商品が発表される場でもあるので。

脇田:「die Tasche」さんもクラフトフェアがきっかけでしたよね。

平岡:そうですね。お客さまから
「お札がぴったり入って、コイン部分がボックス式の財布があったら」
という声を伺っていたことがあって。
「mitte」を見た瞬間に「これだ!」と思いました。

脇田:「mitte」は、お札・コイン・カードのバランスが本当に優れていますよね。
代表はどうやってブランドを見つけていますか?

代表:展示会やイベントが多いかな。
平岡さんは個人の作り手、私は企業ブランドやアーティストを見ることが多いので、
自然と役割分担ができている。

脇田:印象的なブランドはありますか?

代表:例えば「takenaka kinsai」さんは、3年ほど前にイベントで出会って。
実は財布屋ではなく、京都の金彩工房で着物の装飾を手がけているブランドさん。

おそらく東京では見る機会が少ないはず。
革とは異なる経年変化があるのも魅力なんだよね。

脇田:財布を育てる楽しみがありますね。

代表:他には、今回初出展の「PLOWS」さんはギフトショーで出会った方で。
東京で革を学び、今は米農家をしながら制作を続けている。
背景を知ると、その財布の見え方も変わるのが面白いんだよね。

脇田:お二人は、バイヤーとしてどんな点を見ていますか?

平岡:今まで見たことがないつくりかどうか。
そして実際に使う場面を想像できるかを大切にしています。

脇田:なるほど。

代表:私たちは“お客さまの目の代わり”をしていると思っていて。
似た形の財布はあるけど、そのブランドならではの工夫や試行錯誤、
新しい視点があるかどうかを見るようにしています。
新鮮さのあるブランドに出会うと、自然と応援したくなるんだよね。

平岡:その気持ちはよく分かります。

代表:今回初めて取り扱う「0.4㎡」さん。
一昨年、小さな財布展で2時間ほど財布を見続けている方がいて、
声をかけたのがきっかけだったんだよね。

脇田:そういう出会いだったんですね。

代表:革バッグの会社で働きながら個人でも制作されていて、
財布を見せてもらいながら
「こうしたらもっと良くなるかもしれない」と話をさせてもらって…

そしたら翌年、ブラッシュアップしたものを見せてくれて、
それをきっかけに「みちくさマルシェ」に出展してもらうことに。
そして今回、「自信作ができました」と連絡をいただき、
小さな財布展に参加してもらうことになりました。

脇田:そうだったんですね。

平岡:私も、何年も前から出会っていた
「maumvillage」さんが参加してくれるのはうれしいですね。

脇田:「maumvillage」さんもなんですね。

平岡:「Eboshi」は、今ではほとんど見られなくなった
「櫛マチ技法」という伝統技術を使ったコインケースです。

見た目の可愛さだけでなく、
その技術を現代の形に落とし込んでいるところに惹かれました。

脇田:いいですね。

代表:カタカナは、完成されたものだけを並べる店ではありません。

有名な作家やクリエイターも紹介しますが、
そうした人たちはすでに自分の力で歩いています。

だからこそ、まだ知られていない作り手や、
これから伸びていくブランドを紹介することも大切にしたいです。

脇田:新しいブランドやデザインの財布に出会えるのも、
「小さな財布展」の魅力ですね。

代表:きっと、これから名前を知るブランドもあるはずです。
後編では、今回初出展のブランドや、
私たちが実際に使っている財布についてもお話しします。

 

※【後編】は現在準備中です。楽しみにお待ちください。


「第9回小さな財布展」
場所:カタカナ自由が丘店・オンラインストア・キナリノモール店
会期:2026.2.20(fri)-3.19(thu) 火曜店休

小さな財布展をはじめて、今年で9年目。
キャッシュレスが当たり前になり
「小さい財布」が定番になりました。

「カードはしっかり持ちたい」
「コインポケットは、もう少し大きいほうがいい」
お客様それぞれのこだわりを、私たちは日々、耳にしています。

毎日使うものだからこそ、
暮らしに寄り添うものであってほしい。

コンパクトからミディアム、長財布まで。
160 種類以上の中から、“いまの自分” にちょうどいい財布を
見つけてみてください。


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