Katakana-日本のかっこいいを集めたお土産屋さん

土井さんの富士山のうつわのこと

#さがしモノの旅


春に出かけた益子の陶器市で出会ってしまった土井さんのうつわたち。
テントが並んでいる広場に向かう途中の坂道に何人かの作家さんの作品がディスプレイ
されていました。
その中のひとつにうさぎとカエルが描かれた白い湯のみがありました。
ゆる~く、とぼけた感じのうさぎとカエルが妙に魅力的で、気になる気になると言って
会場に急ぎました。
うすいグレーのようなブルーのような、白いうつわにマンガのタッチで描かれた棒立ち
したうさぎとカエルや、糸巻きしているうさぎとカエル、木の陰から覗き見してたり、タバコで一服しているうさぎにびっくりしているカエル、、、などなど思わずニンマリしてしまいました。
そして先日、会場ではお会いできなかった土井さんが僕たちのお店に来てくれました。
土井さんは岐阜で活動されています。
青い絵は「絵付」と呼ばれる伝統的な装飾技法だそうで、描かれているうさぎとカエルは
「鳥獣戯画」という昔のマンガみたいなものがモチーフになっています。
土井さんは小さい頃からマンガが好きで、マンガのタッチで絵付けをしているそうです。
細い筆を使って、線の勢いがでないようにゆっくりと描く、なかなか根気のいる作業だそうです。絵柄はそんなことを感じさせない、使ったときに肩の力がふぅ~っと抜けるようなそんな器であってほしいそうです。
見ているだけで十分癒されますよ~。


今回katakanaの 「富士山フェア」あたり、うさぎとカエルに富士山を加えた絵柄を
お願いしました。マグカップ、湯呑み、お茶碗、豆皿、とっても良い感じにできました。この器は土も土井さんのこだわりで、多治見で古くから使われている伝統的な土を使っています。
土井さんからコメントを頂きました「絵柄が細かく小さいので内容がはっきりとわからないかも知れませんが、その分いろんな捉え方をして、気に入ったのを見つけてくれたら嬉しいです」ということです。
3柄ありますが、同じ絵が描けないのと形も進化中なのでひとつひとつ違います。
早めにお気に入りを見つけにきてくださいね。

日本のカッコイイを集めたお土産屋さん
katakana/カタカナからのお知らせでした。