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週末絵本館 第72回「すき好きノート」

#週末絵本館

カタカナにある絵本の中でも定番の一つの「すき好きノート」。
“ノート”という名前の通り、自分で書き(描き)込んでいくこの「すき好きノート」。
何を書く(描く)のかというと、これも名前の通り、“好きな”ものを質問に答えながら書いて(描いて)いきます。
文字で書いてもいいし、絵で描いてもいい。なんでも好きにかいていいノートです。

この絵本ですが、「好きノート」と「すきノート」にわかれています。
右びらきは「好きノート」大人向けの内容
左びらきは「すきノート」子ども向けの内容になっていて、
【好きな○○はなんですか??】という質問に答えていきます。

お子さまのいる方は、すきノートはお子さま、好きノートは親御さんが書いて(描いて)みるとお互いの知らなかった意外な一面が見えるかも。
かいたあと何年後かに一緒に見返すのも楽しみになりそうです。
もう大人の方は子どもの頃を思い出しながらかいてみても。
10歳の時に「すきノート」20歳の成人式に「好きノート」に記入なんていう使い方も楽しそうです。
書く(描く)スペースは広めなので、気が向いた時にかいて日付けを記入しておいても。

昔から「すきな○○は何??」という質問があまり得意ではありません。
自分のすきなもののことを調べたり、すきなものを絵に描いたり作ったりはすきなのですが、どうも「何がすき?」の質問は苦手です。
それは答えた後の「なんでそれがすきなの?」とか
「それのどこがすきなの?」と聞かれて、うまく答えられない気がしてしまうから。
うまく言葉にできずに、近い言葉も見つからない時に、「なんとなくすき」「ぜんぶすき」と答えると
「ほんとにすきなの?」と返ってくることも少なくありません。
「どんなふうにすきでもいいじゃないか!」とは言えないので、ちょっとモヤっとします。

そんな時、思い出すのは“みんなが嫌いなものがすきでも、みんながすきなものがすきでもいい”という言葉。
これはわたしのすきな歌手のすきな歌の一部です。
それも、この好きノートに書き込んでおこうと思います。
この本、これからの時期プレゼントにもピッタリだと思います。
読み終わってかき終わった時には、他の人には作れないこの世に1冊だけの本が出来上がります。
もう大人の方にも、お子さまがいる方にもきっと喜んでいただけると思います。

・タイトル 「すき好きノート」
・作     著者:谷川俊太郎
・出版社   アリス館
・プライス ¥1300+税

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