「吉祥寺hamayaのマルシェ」
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週末絵本館 第86回「きえるあひる」
自分自身の好きな絵本の傾向から、絵本を読んでいて“ドキドキハラハラ”することってあまりないのですが、この絵本は読んでいて“ドキドキハラハラ”が止まりませんでした。
「え?」「なんで???」とページを読み進めるごとにドキドキが止まらず。
絵本に限らず、“このあとどうなっちゃうの??”というようなドキドキは久しぶりでした。
この絵本には大きな黒い魚が出てきます。この魚の種類は分かりませんが、わたしは鯉が苦手です。特に鯉との嫌な思い出はないのですが、水面で大きな口をパクパクしてるのなんて見てられません。
池のある公園などは好きで、その公園を散歩するのも大好きなのですが、鯉がいるとわかるとちょっと様子を伺いながら、普通に歩いているように見せて、鯉がパクパクし始めたらいつでも逃げれる心構えをして歩くくらいには苦手です。
それもあってか、わたしの場合はこの絵本のドキドキが倍増したように思います。
でも久しぶりに、ドキドキハラハラしたことでちょっと楽しくなりました。
楽しく生活して行くためには、ちょっとしたドキドキハラハラも必要なのかもしれないなぁと感じました。
ぜひこの絵本を読んだ方が、“かわいいドキドキハラハラ”を感じて、ちょっとでも楽しい気分になるといいなぁと思います。
書き手 つーさん
・タイトル 「きえるあひる」
・作 なつめ よしかず
・出版社 福音館書店
・プライス ¥990
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カタカナからのお知らせでした。