Katakana-日本のかっこいいを集めたお土産屋さん

『KURANUMA2022』お礼と旅のご報告

#さがしモノの旅

12月3日、4日に島根県 松江市で開催された『KURANUMA2022』へ参加させていただきました。

昨年はカタカナ店主河野と応援団長こと青木さんが参加させていただき、
本年はカタカナスタッフの平岡・野田が、またhirariさんも一緒に参加いただきました。

平岡・野田は松江へ行くことが初めてで期待と緊張でわくわくドキドキでしたが、
「また来てくれてありがとう!」とお話しくださるお客様や、
今年もすてきなイベントを企画をしてくださった事務局の方々の姿をみて
『今年も参加させていただけてよかった!』と思いました。

松江の皆さま、一緒に参加くださったhirariさん、ほんとうにありがとうございました。

そして最終日には、島根のすてきな場所を巡ってきました。

ぜひ皆さんにも島根のすてきな場所をお伝えしたい!
ということで、旅の思い出をつづらせていただきます。

右も左もわからないわたしたちをアテンドしてくださったのは
ガラス作家で事務局のお仕事もつとめられていた“ぱせさん”こと長谷川 三芳さん。
「いろいろ見に行きたいです!」と無理を言ったことから
飛行機の出発時間まで全部をまわれるようにと
プランを考えてくださったぱせさんにはほんとうに感謝です‥!

まずさいしょに向かったのは昨年河野も訪れたという『ペンギンミュージアム』。
事務局の皆さんに「おすすめのところは?」と伺うと、
出雲大社や八重垣神社のあとに
「去年河野さんも行ったペンギンミュージアムもいいんじゃない?」とおすすめいただきました。

入り口をぬけるとどこをみてもペンギン!
平岡バイヤーのテンションも一気にあがります。

ペンギンのロゴマークでおなじみのホシザキ株式会社の会長さんが、
40年の歳月をかけて収集したペンギングッズが展示されるミュージアム。

ペンギンにこだわり抜いて収集した会長さんの、つよい想いを感じました。

次に向かったのは出雲大社、の前に腹ごしらえ。
「新そば、出雲そばは食べたほうがいいよ!」と
これまた教えていただき『出雲そばかねや』さんに。

ちょうどお昼時で店内は満席。
となりの席に目をやると三段に重なった器でお蕎麦を食べている方が。
冷たいお蕎麦のようで、メニューのいちばん上に書いている『割子そば』とのこと。
平岡バイヤーはこの割子そばをチョイス。

江戸時代に松江の城下町では、
野外でそばを食べるためにお弁当のようなお重箱にそばを入れて持ち運んでいたことが割子そばのはじまりなのだそうです。

野田は寒さのあまり冷たいそばを断念し『釜揚げ 月見そば』を選びました。
割子そばが城下町松江の発祥であるのに対し、
釜揚げそばは出雲大社をはじめとした神社周辺が発祥といわれているのだそうです。

「これが出雲そばか〜!」と3人、割子も釜揚げもどちらもおいしいです!

腹ごしらえも済んだところで、念願の出雲大社へ。
「はじめての出雲大社だから、正しいお参り方法でいってみよう!」とぱせさん、
まずは『稲佐の浜』に向かいました。

稲佐の浜は神様が海からあがって出雲大社に向かうと伝えられている場所なのだそう。
浜のお砂をいただき出雲大社へ向かいます。

素鵞社で参拝をしたら浜から持ってきたお砂を社の木箱にいれ、代わりに同じ量だけお砂をいただきました。

そしてさいごに大注連縄が掲げられた「神楽殿」に。
注連縄の迫力に圧倒されながらも河野と同じく記念撮影!注連縄の大きさが伝わりますか?

胸がいっぱいのまま次は『出雲民藝館』へ。
出雲地方きっての豪農だった山本家の方が民藝の趣旨に感銘を受け昭和49年に開館した出雲民藝館。
現在は山本家の邸宅を一部改修し、そのまま展示館としています。

確かに門を抜けた正面の建物には生活が営まれている雰囲気が。

本館には江戸末期から昭和初期の民藝品が、
西館には近代のつくり手による民藝品がならんでいてたいへん見応えがありました。

時がちゃんと動いていて今につながりそこで生活をしている方もいる、
東京の民藝館とはまた違う、なんだか不思議で居心地のよい空間でした。

日も傾きはじめたころ、到着したのは地元の新鮮な野菜やパンが売っている『くるみ市』。
昨年河野と青木さんもきた場所で、
「野菜を買って帰りたいけど飛行機だし‥」と青木さんを悩ませた場所でもあります。

新鮮で美味しそうな野菜がたくさん並んでいて、青木さんの気持ちが痛いほどわかりました。
パン屋さんはちょうど休業日、ちょうどシュトレンの仕込みで大忙しの様子でした。
次はぜひパンもたべてみたい!

そして最後にむかったのは『LA CHOCOLATERIE NANAIRO』。
到着するころには日が沈みかけていたのですが、
薄暗い田畑のなかにポツンと佇むのがこのお店。

出雲市に工房を構えるクラフトチョコレートメーカーさんで、
カカオ豆の買い付けから、選別、焙炒、テンパリング、成形、包装まで一貫して行っているのだそうです。

それぞれカカオを贅沢につかったケーキとカカオティを頂きました。
口溶けのよいチョコレート、甘すぎずカカオのおいしさが伝わるケーキに3人とも無言になるほどでした。

そうして1日に6か所もまわった今回の旅、ぱせさんほんとうにありがとうございました!

空港に到着しお土産もしっかりと購入したのちフライトまで20分、
『しじみラーメン』の文字が目に入ります。

島根の名産のひとつしじみを堪能できなかった後悔もあり、
「20分で食べきれる!」とふたりでラーメンを食べたのでした。

 

松江のみなさま、ありがとうございました。
またお会いできるのを楽しみにしております。