Katakana-日本のかっこいいを集めたお土産屋さん

もんぺ座談会 | 自分たちがはきたい もんぺをつくる理由

#座談会

5月29日(金)より、今年も「家族でモンペ展」がはじまります。
今年は、久留米絣の風合いを楽しめる定番モデル58種類に加え、
限定の別注モデル16種類をご用意。全74種類のもんぺが集まります。

今回は、うなぎの寝床さんとの出会いから、毎年「家族でモンペ展」を続けている理由、
そして今年の別注もんぺについて、代表の河野と店長のサンヨが語りました。

「もんぺって気になるけど、まだはいたことがない」
そんな方にも、ぜひ読んでいただけたらうれしいです。


――今年ももんぺの季節がやってきましたね。

河野:だんだん暑い日も増えてきて、もんぺをはくのが楽しみな時期になってきたね。

サンヨ:今年も猛暑の日が多いみたいなので、ばっちり活躍すると思う。 この企画ももう9年目。
うなぎの寝床さんと出会ってから、10年以上が経とうとしています。

河野:本当にあっという間だね。

 

――「うなぎの寝床」さんとは、どこで会ったんですか?

サンヨ:たしか展示会の「ギフトショー」だったと思います。

河野:カタカナは「日本のカッコイイを集めたお土産屋さん」がコンセプトなので、
久留米絣を現代に広めていくという考え方にすごく共感したんです。

ただ、応援したい気持ちはあったけれど、僕もサンヨも20年以上アパレルの仕事をしていたので、
ファッションとしてもんぺを取り入れるのは、むずかしいんじゃないかと思っていました。

サンヨ:だから、出会ってすぐにお取り扱いを始めたわけではなかったんです。
ファッションとは少し違うし、伝統工芸品とも違う。どう届けるかを悩んでいました。

河野:でも、うなぎの寝床さんの個展で実際にもんぺをはいてみたら、
イメージがガラッと変わった。

サンヨ:夏前の蒸し暑い時期だったんですけど、軽くて、涼しくて、すごく楽で。
しかも、「現代風もんぺ」もんぺは細めのシルエットだったので、「あれ、かっこいいかも」って。

河野:そこから一気に印象が変わったよね。

 

――さまざまなイベントがある中で、毎年「家族でモンペ展」を続けている理由は?

河野:今は冷感素材などの機能素材も増えているけれど、
久留米絣には昔から積み重ねられてきた知恵が詰まっています。

織元さんたちが研究を重ねて、さらに涼しく、肌ざわりのいい生地になっている。
新しい柄や織り方など試行錯誤しているのをみると、応援したくなるよね。

サンヨ:もんぺを求めてくださる方が増えているのも大きいです。
長く続いているので、「もうみなさん持っているかな」と思うこともあるんですが、
意外と「ずっと気になっていて、今年こそはいてみたいと思って来ました」という方も多いんです。

河野:リピーターの方も増えたよね。 最初の一本がよかったから、
次は違う柄を試したい、という方も多いと思う。

サンヨ:最近は、ゆったりしたシルエットの「ファーマーズもんぺ」が増えたことで、
より選びやすくなった気がします。

 

――カタカナといえば、別注もんぺのイメージもあります。どうやって始まったんですか?

サンヨ:何度かイベントを続けていく中で、うなぎの寝床さんから
「織元さんのところへ行って、生地を選んでみませんか」と声をかけてもらったのがきっかけでした。

河野:実際に織元さんのところへ行くと、久留米絣の奥深さをより感じるんです。

サンヨ:織元さんによって、それぞれ得意なことも違います。
織りにこだわる方もいれば、染めにこだわる方もいる。

河野:長く続いているのには理由がある。
みなさん本当に意欲的で、誇りを持ってものづくりをされている。

 

――毎年人気の「kataまる」はどう生まれたんですか?

サンヨ:もともとドット柄のもんぺはあったんですが、
もっと印象に残るものをつくりたくて始まりました。
久保織物さんのところへ行って、生地設計から一緒に考えていただいています。

河野:ドットの大きさを悩んでいた時、たまたま近くにあったペン立ての円がちょうどよくて。
「これだね」って、そのサイズ感をベースにしたんです。

サンヨ:そうそう。職人さんたちも愛着を持ってくださって。
自然と「kataまる」と呼んでくださるようになって、そのまま名前になりました。

河野:毎年織元さんたちと相談しながら、一緒にものづくりをしている感覚があります。
カタカナの看板アイテムのひとつです。

 

――今年の別注もんぺのポイントを教えてください。

サンヨ:ここ数年は夏の暑さが厳しいので、より風が通りやすいファーマーズもんぺを多めに選びました。
去年はチェック柄が早々に完売してしまったので、今年はチェックを多めにご用意しています。

河野:チェックも、色のトーンを少しずつ変えながら選んでいます。
「去年買ったから今年は違う柄を」という方も多いので、
その変化も楽しんでもらえたらうれしいですね。
▲左:「チェックチェック」、右:「ボーダーチェックグリーン」

 

――お二人のおすすめのもんぺはありますか?
河野:まずは「マドラスチェック」かな。
女性はもちろんなんですが、メンズの方もはきやすい柄になっています。

▲左:「マドラスチェック」、右:「紺白ギンガム」

 

サンヨ:「しじら織り」という凹凸のある生地なので、とにかく風が通って涼しいのも特長です。
見た目以上に軽くて、つい手に取ってしまうと思います。

私がはいている「紺白ギンガム」は、
今回初めて選んだ柄なんですが、普段の洋服感覚ではけるのも魅力ですね。
もんぺ初心者の方でも、取り入れやすいと思います。

河野:今年初めて挑戦したのが、サイドラインのシリーズです。
うなぎの寝床さんのトラックパンツも格好よくて、
「もんぺでこういうものが作れたら面白いよね」と以前から話していたんです。
自分たちが好きな色合いでつくってみたいと思って、今回形になりました。

▲左:「サイドライン グレー」、右:「サイドライン ブラック」

 

サンヨ:私はやっぱり「kataまる」ですね。
毎年楽しみにしてくださる方も多いので、今年の色はかなり悩みました。

今年は「グレー」「アオ」をつくったんですが、
どちらもトップスの色を選ばず、普段のコーディネートに合わせやすいものになっています。

河野:今年も素敵に仕上がったよね。

サンヨ:個人的には、昨年も人気だった「星空ブルー」もおすすめです。
今年は少し浅めのブルーを選びました。
細かな柄の表情もきれいで、はいた時に「あ、いいな」と感じる生地なんです。

 

河野:定番として人気なのが「Newsed」シリーズ。

すっきりシルエットの「現代風もんぺ」「キナリ」や、
ワイドなシルエットが魅力のファーマーズもんぺ「ヒッコリー」などがあります。

サンヨ:縦糸の密度を調整しているので、透け感が出にくいのも特徴です。
明るい色でも安心してはきやすいと思います。

河野:あと、個人的にはネップシリーズもおすすめです。
うなぎの寝床さんの無地シリーズは、縦糸も横糸も同じ色でつくられているんですが、
カタカナの別注は縦糸と横糸の色を変えているので、無地でも奥行きが出るんです。

例えば「霧絣 赤ピンク」は、赤と白の糸を組み合わせをすることで、
表情のある無地になっています。

サンヨ:日本らしい柄ももちろん素敵なんですが、
私たちは「自分たちがはきたいもの」をつくるようにしています。
普段の洋服のように、気軽にはけるもの。それを大切にしています。

河野:まずは「伝統工芸だから」と構えずに、
好きな色や柄から選んでもらえたらうれしいですね。

ファッションとして楽しんでもらった先に、
久留米絣の魅力や、つくり手の存在を知ってもらえたら。
そんなふうに、日本のものづくりを、これからも軽やかに伝えていけたらと思っています。

 


「家族でモンペ展」
〈日程〉2026年5月29日(金)11:00 - 19:00[火曜日店休日]
〈場所〉カタカナ自由が丘店・カタカナオンラインストア・キナリノモール店

「ニッポンのジーンズを作りたい」
伝統工芸の久留米絣をつかって、現代風もんぺを発信する「うなぎの寝床」。

毎年、織元さんやうなぎの寝床を訪ね、
生地を見て、触れて、話して、選んでいる別注もんぺ。
そんな中から生まれた、今年のイチオシです。

夏のお出かけが楽しくなるような、チェック柄や爽やかな色味も揃いました。
どうぞお楽しみに。

すっきりとしたシルエットに、動きやすさ。
軽くて涼しい、快適なはき心地も魅力です。
あまりの気持ちよさに、一度はくとやみつきに。

▲オンライン特設ページはこちら