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カタカナ河野の気になる街とモノとコト vol.8 栃木「ワタナベファームのたまご」

#コラム


最初にご報告します。
4月1日(日)、ワタナベファームさんのたまごをカタカナマルシェ
で販売します! このたまご、本当においしいのです!!

数か月前の週末、午前中お店を抜け出し、あるマルシェに行きました。
そこで出会ったのが、ワタナベファームさんのたまごでした。
ブースの立札を見ると、
「ただいま6000個販売終了」
ん?? すごい数! 
早速たまごマニアの妻にお土産を買いました。その日の夕飯はたま
ご尽くしです。食べた感想は、
「すごくおいしい!黄身もすごくおいしいけど、白身がすごくおい
しい!」「このたまごをカタカナのお客さまに紹介したい!!絶対に」
すぐにワタナベファームさんに連絡すると、
「ありがたいお話だけど今は手がいっぱいなので難しいです」
とお断りのご返事が。
でも、あのたまごの味が忘れられない。何度かワタナベさんとやり取
りを続けていると、先日、彼から電話がありました。
「3月にひよこが養鶏所に入るのですが、見に来ませんか?」
ふたつ返事で訪問の約束をして、今回の栃木行きが決定しました。
物事は動き出すときは心地よくコロコロと動き始めます。


東北自動車道を走り3時間半。那須塩原の手前のインターで降り、
少し走った丘陵地にワタナベファームさんがありました。

なぜ、ワタナベさんのたまごは美味しいのか? 
その秘密は平飼いの飼育方法にあります。平飼いとはまさに地面で
飼うこと。外で飼育する養鶏所もあるそうですが、ワタナベさんは鶏
舎で育てます。この方法は養鶏の先進国のヨーロッパ、とくにドイツ
ではスタンダードになりつつあるのだとか。

この飼育方法の中でもこだわっているのが、ひよこ時代の5日間。
この期間で、どのような鶏ができるのかが決まるのだそうです。

河野は人生初の養鶏所です。マスクをして長靴に履き替えます。

楕円の仕切りの中にひよこが1000羽。文字どおり「ピヨピヨピヨ」
と鳴き声が途切れなく聞こえます。そしてこの仕切りの大きさがポ
イントで、ひよこが自由に動けて、自分で餌を探して食べることを覚
えさせるのが重要なのだそうです。そして翌日にはこの広さの倍に
仕切りを広げ、運動量を増やすのだそう。とにかくひよこが鶏舎に入
った5日間が本当に重要なのだと教えてくれました。

か、かわいい、、、

そして数か月後には……

写真では伝わりにくいですが、羽がツヤツヤ! ニワトリってカッ
コよく美しい鳥なんだと教えられました。そして何よりも元気いっ
ぱい。鶏舎の中を自由に駆けまわっていました。

このニワトリから生まれるたまごがとにかく美味しい。
絶対後悔させません。
まずは食べてみて。

たまごは3種類。
こはる…おススメの食べ方はゆで卵。親鳥は純国産鶏のさくら。
ひより…おススメの食べ方は目玉焼き。親鳥は純国産鶏のもみじ。
あかり…おススメの食べ方は卵かけご飯。親鳥はボリスブラウン。

手間ひまかけたワタナベファームさん自慢のたまごを、カタカナで
ご紹介できることが本当に嬉しい。いまからワクワクしています!
ワタナベさんにこれまでの養鶏のこと、これからやっていきたいこ
とをいろいろ聞いてきました。
こんどゆっくりお伝えしますね。はじめて行った養鶏所でとっても
いいお話ができて興奮気味の河野でした。

そしてこの後、数年前から訪れたかった栃木のお店にお伺いしまし
た。ここで河野はモヤモヤがスッと晴れた経験をするのです。
近日レポートします。おたのしみに!

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