僕の大好きなモクセイダーズのお話
201X年。
地球はもはや安住の地ではなくなっていた。人類の文明の進歩とともに生み出されては捨てられていった、機械、廃棄物に邪悪な魂が宿り、人類に復讐を始めたのだ!地上では、町を錆だらけにして鉄屑の廃墟に変えてしまうアイアンマシーンズと、化学の毒を吐き出し、空と海を死の世界に変えてしまうケミカルイーヴルズが、終わることのない戦いを繰り広げていた。戦いの炎は夜も絶えることなく、人類は恐怖の中で怯えて暮らしていた。
人類の最後の砦、グリーンビレッジには緑輝く森と川が残っていた。人類は数限りある自然を守るために隠れて暮らしていた。
ところが、彼方の空に黒煙があがり、一気に空を覆った!
ついにマシーンズとイーヴルズの戦いの魔の手がグリーンビレッジに近づいてきた!もつれあい黒煙と悪臭を撒き散らしながら砦までもう目の前!危うし人類!
そのとき!
人類の平和への祈りが通じたのか、グリーンビレッジの森奥深くから美しい木目に彩られた軍団が現れた!マイナスイオンのバリアーに包まれた彼らは次々に空へと飛び上がり、悪の軍隊に挑みかかる。次々倒されるマシーンズとイーヴルズ!分が悪いと悟った敵は退却を始めた!黒煙がかき消され、青空が戻り、太陽が顔を見せた。太陽の光に照らされる戦士たち。人類はこぶしを上げ、いつしか戦士たちのその名を叫び始めた!
「モクセイダーズ!!モクセイダーズ!!」
しかし戦いはまだ始まったばかりだ。
次はマシーンズとイーヴルズは手を組んで襲いかかるだろう!
モクセイダーズは人類の未来を取り戻すために戦うのだ!
katakanaのお店に来て頂いた事がある方は、「ああ、、あれね」と思われる方も多いのではないでしょうか?そうです!僕が愛してやまない「モクセイダーズ」です。週に1個売れるか売れないかのマニアには堪らない、マニアではない方にはまったく興味がわかない商品です。
このモクセイダーズの出会いは1年以上前に密売東京のサイトを見ていた時です、ある意味衝撃でした。バイヤーの千葉さんのコメントにも痺れて、ただただ、自分の手のひらにこの子達を置いてみたい。その衝動だけで千葉さんに連絡して、作っている方を紹介してもらってしまった僕なのでした。
モクセイダーズを発売しているナイスカンパニーさんは意外なことに自由が丘の近くに会社があり、連絡をするとすぐにお店に来てくれました。そして社長の佐山さんは音楽関係の方でスタジオ運営や音響設備のお仕事をしている方だと知りました。
このモクセイダーズはドラムのスティックで出来ています。僕は音楽には詳しくないので知りませんでしたが、スティックはよく折れるのだそうです。それを捨てるのではなく北海道、旭川の工房で削り出して作っています。ごきげんのリズムを刻んでいたスティックが、小さなロボットに生まれ変わるなんてファンタジーの世界そのものです!
このモクセイダーズの素晴らしい所は、すべての関節がゆるむことなくバシバシとポーズが決まっていくのです。秘密は全部の関節に忍ばせた極小のコイル!バランスのとり方次第でビックリするポーズが生まれます。
これは男性にしか売れない商品だろうな~と思っていたところ、このモクセイダーズのロマンを理解して頂ける女性がポツポツと増えてきた事に僕はとても嬉しいのです。
メカ好きなお父さん、ガンダム・スターウォーズなどのフィギュア好きな男子、音楽関係(特にドラム)の方々のプレゼントに最適です。中・高生校の男の子のプレゼントに悩んだら一考の価値はありますよ!
今すぐモクセイダーズと友達になりたい方は完成品を!3360円
自分で組み立てて愛情たっぷりと育てたい方は組立キット 1890円
日本のカッコイイを集めたお土産屋さん
katakana/カタカナからのお知らせでした。