Katakana-日本のかっこいいを集めたお土産屋さん

置きモノ展を終えて

#コラム

5周年を記念して置きモノ展というイベントを開催しました。
「置き物」とは日常生活には必要のないものだけど、あると少しウキウキしたりその空間だけホッとするあたたかさがある。
「んっ?!そんなお店に僕たちはなりたい!」
そんな思いで色々な作家さんや職人さん達の作品をお店に並べました。設営が終わって売り場を見渡すとワクワクする楽しい売り場が目の前に広がりました。「よしっ!」と思う反面不安もよぎります。
今の世の中の空気感はどちらかと言えば「必要のないモノは絶対買わないよ!」そんなムードです。置きモノを必要としている人がどの位いるのだろうか?
でも僕には心の支えがありました。開催日の何日も前から楽しみに心待ちにしてくれた二人の少女と一人の少年がいたからです。少女たちは姉妹で小学生の高学年と低学年、カタカナの事が大好きでよく遊びに来てくれます。彼女たちの悩みは開催日が平日なので初日に来られない事。お父さんとお母さんの提案で、学校が終わって習い事の前に少し寄ってみれば?イベント初日の夕方ニコニコと仲良くママと一緒に来てくれたのでした。もう一人の少年は置きモノ展のポスターを見てお父さんに「必ずこの人形を見に来たい!」と宣言していました。彼は期間中一人で何度かお店に来て、食い入るように農民美術と言う長野県で作られる木彫りの人形を見て「僕もこんな人形を彫ってみたい」と言いました。すべての作品が飛ぶように売れたわけではありませんが、僕はとっても満足です。会期がスタートすると色々なお客様が足を止めて「置きモノ」を眺めてくれました、そして全員に共通したことがあります、そう「笑顔」になってくれたこと、ニヤリ、クスリ、ケラケラ、アハハ、ニッコリ。色々な笑顔に出会えました。
お客様のお家の中でお買い上げ頂いた「置きモノ」たちがホッとする空気を作っていることに期待して、今回の置きモノ展を終了させて頂きます。
あぁ!楽しかった。完全なる自己満足企画でしたが、自分で満足しないとお客様に楽しんでいただけないんだった!と思い返した2週間でした。

いよいよ明日からはkatakanaのトートバックと言えば「刺し子の柔道着BAG」です。
普段は展開しないスタイルやカラーが揃います。この機会にぜひ試してみてください。
「刺し子のBAG展」10月23日~11月5日 カタカナ自由が丘本店
渋谷ヒカリエシンクス店では家のモノを集めた「iemono展」と紀州和歌山の絶品たわし「高田耕三商店のたわしのマルシェ」が開催中!

日本のカッコイイを集めたお土産屋
katakana/カタカナからのお知らせでした。
自由が丘本店/渋谷ヒカリエシンクス店/katakana ONLINE STOREがリニューアルオープンしました!