Katakana-日本のかっこいいを集めたお土産屋さん

「playground」さんのお話

#作家さんのこと

昨年の夏、とある展示会で出会い、釘付けになってしまった「playground」さんのガラスの作品。
小粒で、カラフルな色に惹かれてよく見ると、大小ひと粒ずつ違った形の中に、1色かと思えばいろんな色が重なっていたり。
小さなひと粒に作家さんのこだわりが凝縮されている気がしました。

樹脂ですか?とお話を聞けば、ガラスです。と。マットな質感と軽さからは想像できず、どうやって作っているのか質問攻めにしてしまいました。

よく聞けば、各々で活躍されている3人のガラス作家さんが、"ひとりではなく3人だからできるもの"を作りたくて始めたブランドだとか。

「複数の中から独立していくイメージが強い作家さんの世界で、他業種のコラボはよくあるけれど、同じ分野同士が新たに手を組むとどうなるんだろう。」と、とても興味がわいて、気になってしまったひと粒もあり、他のブースを回った最後にまた立ち寄りひとつお持ち帰りしました。

playgroundは、『子どもの頃に 拾い集めてきた 自分だけの美しいもの』をコンセプトに、荒井美乃里さん・丸岡勇太さん・八木麻子さんという作風の違う3人のガラス作家が企画、デザイン、実制作を行っています。

作品をいろいろと手にとって見ていると、なんだか懐かしい記憶が蘇ります。
いつか浜辺で拾った桜色の貝殻や、大事にしていたお気に入りの柄の包み紙、帰り道で見つけた変わったかたちの木の実とか。

よく見ると、いろんな色が熔け合いそうで熔けない絶妙なバランスです。

ガラス製作は温度管理もなかなか難しく、小さいものほど手間がかかります。
ひとつひとつガラスを熔かして塊にして、それを切り出し、ドローイングをするように削りながら形にしています。

光を柔らかく閉じ込めるような質感に仕上がっていて、コットンのTシャツにも毛織のコートにも合わせやすいアクセサリー。
ピンブローチはジャケットやシャツの襟元にも。男性にもオススメです。活躍する3作家さんの新境地。
お気に入りのタカラモノを見つけにいらしてくださいね。

イベントは、2月15日(土)~2月28日(金)までの開催です。

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katakana/カタカナ自由が丘店からの「playground」さんのお話でした。