4ヶ月目
開業から4ヵ月が経ちました。
1年の三分の一です。
正直な話、少しへこみがちな一ヶ月でした。
でも、僕達にとって非常に大切な時間だったと思います。
慌ただしかった12月を経験し、メディアから取材をされ、
ツイッターのフォロアー数は着実に増えて行き、ホームページ
を見てくれる方も毎日数百人もいる。
調子に乗っているつもりは全くありませんが、心のどこかで
浮ついた気持ちが全く無かったかと言うと嘘になります。
何だか自分達の知らない所で、katakana/カタカナ自由が丘店が
自動的に勝手に動いている様なフワフワとした感覚でした。
でも、気が付きました!
勝手に動く事など何もない事を!
10月10日の開業日の感動と感謝の気持ちが僕達の源泉だった
事を忘れかけていました。
素直に反省です。
1月19日のブログを書いた、3日後の土曜日の事です。
久し振りに沢山のお客さんが来て頂きバタバタしていた3時頃だと
思います。
女性のお客さんがレジに来て「このホウキとあそこに掛っている
掛け時計を下さい」と言いました。
あまりにもあっさりと言われたので、僕は「ん?」となったのです
何故なら、そのホウキは¥6,800。時計はSEIKOの船舶時計で
¥15000です。接客も無くポンポン売れる安い商品では有りません。
ご会計の後に彼女が言いました。
「ブログ見てますよ!実は今度、私も開業するんです。でも不動産
が中々決まらなくて焦っていたのですが、ブログに書かれていた
通りの事をしたら決まったんです!ありがとうございました。
この時計とホウキはその開業する事務所で使います。」
僕は本当に嬉しくなってしまい、自分の事の様に喜んでしまいました。
最後に彼女が言いました。
「ワールドカップの記事も大好きですよ!特に4年後の自分へ。
って所が良いですね~」
正直、忘れていました、、なんて書いたっけ?
その夜、このブログを読み返しました。
笑われるかもしれませんが、自分の文にグッと来てしまいました。
そうだ!僕は純粋にこんな事を思っていたんだ
長くなりますが、その文章を転記します。
ワールドカップで思ったこと
僕はあまりスポーツ観戦が好きではありません。
スポーツ新聞を一生懸命熟読する人の気持ちが今一つ分かりません。
男子と生まれたからにはそんなことではイカンと思いますが
どうも苦手です、、、
中学校、高校と毎日テニス漬けの日々を過ごしていて、最終的には
関東大会までは出場出来ましたので、まあまあ頑張ったかな?
と思える位に自分では一生懸命やったつもりです。
なので、スポーツ自体が嫌いと言う訳ではまったく有りません。
そんな僕ですが、ワールドカップは見ます!
完全に4年に一度のニワカファンです。
今年のワールドカップは、今までと自分の心境の違いも大きい
と思うのですが、感慨深かく見ることが出来ました。
本戦に突入する前は、まったく期待されていなかった日本代表チームが、
一試合ごとに注目が高まっていく。
そして、選手達が一層キラキラと輝きだす。
自分のやるべき事を理解して、その事を120%出す事に全力で向かって
行く。そして一番凄いのは、自分の能力のギリギリの状況にいながら、
相手を思う気持ちを優先している事。
今大会を見ていると、選手達が頑張るだけではダメなんだと言う事を
改めて教えられました。
控えの選手は、当然自分がピッチに立って駆け回りたいでしょう、
でも、今控えでいる事で出来る120%の事を彼らは考えて、実践して
いたと思います。
だから、インタビューを受ける選手達の口から、次々とあの言葉が溢れ
て来ます。
「チームワーク」
本当のチームワークを久し振りに見た様な気がします。
僕は今年チームを作りました。
まだちっぽけですが、立派なチームです。
僕が今考えられる最高のメンバーです。
みんなが本気になって120%頑張れば、必ず上手く行くと思います。
そして彼らの様に、あんないい顔で自信をもって言いたいです。
「成功出来たのは チームワーク のお陰です」と。
4年後のワールドカップはブラジルが開催地だそうです。
4年の間に僕達は想像もしなかった様な経験をするでしょう、
泣いたり、怒ったり、笑ったり、傲慢になったり、卑屈になったり
熱中したり、投げ出したくなったり、あらゆる感情が交錯すると
思います。
4年間は長いかも知れません、あっ!という間かもしれません
でも、1日1日を充実させて実力をつけて行きたいと思います。
【4年後の自分へ】
「素直な心でいますか?」
「志は磨き続けていますか?」
「笑顔でいる努力はしてますか?」
「好奇心をもって行動的に動いてますか?」
「これが僕達のチームです!と胸を張れていますか」
日本代表チームの方達
感動をありがとうございます!katakana
河野純一
5ヵ月目に突入しました。
頑張ります。
よろしくおねがいいたします。