松本クラフトフェアのお話 2011
僕達と松本クラフトフェアーの出合いはとっても最近です。開業準備を進めて行く中で、作家さんのモノをもう少し増やしたかかったのですが、作家さんとどうやったら出会えるのかさっぱり分かりませんでした。そんな時に「長野の松本で毎年開かれるクラフトフェアーに行って見れば?」と言われました。(誰が教えてくれたのかまったく思い出せません、、ゴメンナサイ)
昨年初めて行った5月のクラフトフェア―は、スコーン!と抜ける様な青い空と、まだ少し雪が残ったアルプスの山々。もうそれだけでもノックアウト気味なのに、会場の「あがたの森公園」が最高なのです!!これまでの洋服のバイヤー生活の中で展示会やイベントは沢山見て廻りましたが、青空の下で開催しているイベントは初めての体験です。さらにビックリした事が、この大きなイベントが作家さんと一般のお客さんが主役だと言う事です。お客さん達は、このクラフトフェア―を毎年1年間楽しみにしていて作家さんや職人さんは、渾身の作品を並べて目の前で反応を感じる。
まさに真剣勝負です。
でもね、でも、ピリピリした感じはまるで無くて、むしろホンワカしたムードが会場全体に漂っています。お客さんは目の前にいる作り手さんとの会話を心底楽しんでいて、作り手さんは、本当に嬉しそうに品物を説明している姿を、そこら中で見かけます。僕達は会場の門に足を踏み入れて5分も経たないうちに、すっかりこのイベントの虜になってしまっていました。
そして、昨日僕にとって2回目のこのイベントに行って来ました。天気予報では雨、、、ホームページで確認すると「雨天決行」の文字が心なしか力強く表示されています。幸い朝起きるとドンヨリとした曇り空。今にもポツポツ来そうな嫌な感じですが、雨よりは遥かにましです。たぶん、松本中の人の念力が雨を押し止めているようでした。今回はワクワクしながらも冷静にモノを見る様にしようと自分に対して課題を出しました。この作り手さんはアーティスト肌なのか?商売人なのか?駆け出しの新人さんなのか?熟練の方なのか?価格は適正なのか?などなど、、、会場の熱気にテンションを上げながらも、気持ちを落ち着かせて見て廻りました。
それでは気になったモノの一部をババッと紹介しますネ!
会場の入り口!行った事が有る方ならワクワクしちゃう気持ち分かってくれますよね?
カゴ屋さん
アクセサリーの脇に置かれたお家。。
やっぱりこのホウキは気になります。
今年も出店してました!良い顔してるな~
手頃な値段だったので、お客さんで大行列でした
なぜか、家モノの作品に惹かれてしまうのです。
ブタの土鍋
このロバは個人的に欲しかったけど、予算大幅オーバーの
為に諦めました、、、
値札を見て、やっぱりね、、、10万越え。
手にスッと溶けこむような器でした。
その場で飴を作ってくれます。パンダとかウサギとか、、
店先でやってくれたら楽しそうだな~
野の花を一輪ざし。素敵です。ディスプレーの勉強にもなります。
今回唯一あった蚊取り線香入れ。ちょっと高いかな~、、、
このカットグラスは使いやすそうですな。
昨年も気になったフェルト作家さん。
まさにこんな森の中で開催されています。。
ちょっと町中をブラブラ
松本に行くと必ず寄るお店。ちきりや工藝店さん!大先輩の歴史の重さと置いている物の確かさも勉強させて頂いてます。
ここも滞在中1度は寄りたくなるお店 喫茶 おきな堂。
道端で山菜を洗っていました。こうやって味を受け継いでいくのですね。
クラフトフェア―の創設者の三谷さんがディレクションしているお店の「10cm」モノ凄い人気でした!!会期中は伊藤まさこさん達が考える「ピクニック展」をやってました。
最後に松本の夜は毎年ここになりそうです。「居酒屋 風林火山」上手くて安い。。おススメです!
それではまた来年!
日本のカッコイイを集めたお土産屋さん
Katakana/カタカナ自由が丘店の河野でした。