おすすめの絵本 秋のお話編
少し前から秋の絵本をお店に並べています。
何冊かある中で最初に「どんぐりのき」を紹介します。
若いどんぐりの木がはじめてつけたどんぐりを、森のリスが食べて
「まずくて食べられない!」と言いいました。そのどんぐりはまだ熟
していない青いどんぐりでした。その一言にショックをうけたどんぐ
りの木は心を閉ざしてしまい、どんぐりの実をつけるのを辞めてしま
いました。でも一匹のリスがこのどんぐりの木を好きになり住み始
めました。この出会いでしだいにどんぐりの木は心を開いていくの
です。ある日リスのお客さんが来て、どんぐりの木の悪口を言いま
した。再び自信を失うどんぐりの木にリスがある一言を叫びます。
その一言によってどんぐりの木は、1つの事が出来無くても自分ら
しくあればそれでいいんだ!という事に気付いたのです。
そして素敵なハッピーエンドが待っています。
僕も小さい頃どんぐりが大好きでした。近くの公園で松ぼっくりと
どんぐり集めを父さん、母さん、妹とした事を思い出しました。
どんぐりは1つも同じかたちは無く、ツルツルとした実に帽子をか
ぶっている様な笠が可愛らしく、宝物として家に持って帰りました。
お店にも小さい子供が大切そうに、どんぐりをにぎりしめてお母さ
んと買物に来てくれます。
今度のお休みは久し振りにどんぐりを探しに公園に行って見ようかと
思いました。
「やきいもの日」
女の子2人のお話です。
けんかをした2人はなかなか仲直りが出来ませんでした。
焼いもを通してだんだんと2人の気持ちがホクホクとほぐれて来ます。
最後の落ち葉のベットの秋の香りにホワッとした温かい気持ちになり
ました。
「山のごちそう どんぐりの木」
この本は「気になる日本の木」というシリーズの中の1冊です。
冬のどんぐりの木から始まり、小さい芽が出て冬の寒さをどうやって
しのぐのかを教えてくれます。春になり初々しい葉っぱが沢山茂って
来ます。すると、虫達がどんぐりの木に集まって来て、小鳥達も寄っ
てきます。そして夜にはミミズクなどの大きな鳥達も集まります。
秋になり、ポロポロと地面に落ちたどんぐりの木の下に、リスやウサ
ギ、クマも集まって来ました。どんぐりの木が真っ赤に紅葉するころ
鳥や動物たちに運ばれたどんぐりは、落ち葉の中でひっそりと冬の寒
さの準備をします。そして、春になりどんぐりの実から新しい芽が出
てきました。
淡々と物語が進んで行きますが、「木のシリーズ」と言うだけあって
細かく木の持っている特徴を教えてくてます。
どんぐりの木を見つけたら「ありがとう」と言いたくなってしまいそう
です。
その他にもいろいろあります!
秋を眺めに来て下さい。
お待ちしていますね!
日本のカッコイイを集めたお土産屋さん
katakana自由が丘店からのお知らせでした。