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高倉工芸南部箒展「南部箒が出来るまで」

#商品のこと

年に一度のカタカナ一大イベント「高倉工芸南部箒展」。
開催までいよいよあと1日となりました。

手間ひまを惜しまず、一年を通して行われる工程を経てようやく出来上がる南部箒。
なんとそのこだわりは素材を育てる土作りから。
今回のブログでは、南部箒が出来上がるまでの工程をポイントごとにまとめてご紹介します。

①春は、土づくり「いい箒はいい土から」
春、雪が消えるころから、いよいよ箒作りのための土作りが始まります。
高倉工芸では、環境にも人にもやさしいものづくりを目指してなんと農薬不使用でホウキモロコシを栽培。
アグリ管理士の資格を持つ、代表の高倉さんが土作りから種まき、刈り取りまでしっかりと管理しています。

②夏は、収穫「すべて手作業、収穫に6週間」
1本1本丁寧に手で刈り取り、選別・釜茹・乾燥まで時間を掛けて丁寧に行います。
ベテランの職人が6人がかりで行っても1か月半かかる大仕事。

③秋冬に、箒の制作「箒の選別、職人による編み上げ」
乾燥させたホウキモロコシの選別、箒の編上げ、綴じ作業を職人がそれぞれ担当を持って行います。
実は選別は、ホウキモロコシを15段階に拾い分けし5人の職人で1ヵ月半以上を要するとても大変な作業になります。
そして、編上げはベテランの職人がホウキモロコシと絹糸を丁寧に編上げて行きます。手だけでなく足も使いしっかりと締め上げる、とても力の入る作業です。
職人が一つ一つ手作業で行う仕事で、実用性に優れ、見た目も美しい南部箒が生まれます。

こうして一本の箒が出来るまで、膨大な時間と作業が必要になるのです。
ここまで愛情をもってこだわって作られた箒だからこそ、世界にも認められるほどの品質ののいいものが生まれるのだと
改めて思います。

イベントは、11月2日からの開催です。お楽しみに!
ぜひ、実際に手にとって南部箒の素晴らしさを実感してみてくださいネ。

カタカナオンラインショップでは、イベント特設ページが期間限定オープンしております。→

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ぜひ、チェックしてみてくださいネ。

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katakana/カタカナ自由が丘店から「南部箒が出来上がるまで」のお話でした。