katakana – カタカナ(日本のカッコイイを集めたお土産屋さん)

日本のカッコイイを集めたお土産屋さん

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今やカタカナではなくてはならない存在のリュックがあります。
それはシンプルなデザインでありながら機能を備えていて、年齢や性別、スタイルを問わずに使える。
そして私たちの日常に寄り添ってくれる使い心地の良いリュック。

そんな『NIZYU KANO』の作品はどのようにして生まれるのか、三輪さんご夫妻にお話を聞きました。

まず、ブランドの『NIZYU KANO/にじゅうかのう』の由来を尋ねると、つくるのは『もの』だけどもの以上の『価値』になればとの想いを込めて、日本のお守りの飾り結び『二重叶(にじゅうかのう)』と名付けられたのだそう。

2人とも鞄メーカーにて、カジュアルバッグやスポーツバッグ、スーツケースなどあらゆる世代に向けたバッグづくりを経験されました。
その後、「商品が作られる現場や、使っていただく方との距離がもっと近いものづくりがしたい」との想いからブランドを立ち上げます。

自分たちが納得するような国産の良い素材を使いたいと、素材への探求を惜しまずものづくりをされてきたことが、ブランドの基盤となっています。

使用されているナイロン生地は、元々使いたかった生地が廃盤になったことがきっかけで生まれたのだそう。

自分たちの理想の素材感を再現できる工場を探し、出来上がったのがこのNIZYU KANOオリジナルの『FUKUI SIWA ナイロン』。
ちなみにこのナイロンは『塩縮加工』という加工をしたもの。加工する中で糸が膨張して太くなった分、糸の長さが縮むため生地の密度が上がり強度も強くなる。また、独特のシワ感が生まれるのです。

素材そのものの強さが見えるようなバッグにしたいと、外側はシンプルなデザインに。
その分バッグの中の背面にたくさんのポケットが設計されています。
私の経験上、仕切りの多いリュックはどこに何を入れたかわからなくなり、使わないポケットも多くなりがちですが、NIZYU KANOのリュックは不思議と余すことなく使えるのです。

その理由は4つ付いている引手。
この引手はファスナー加工屋さんに依頼をしてつくったもので、当時では前例がなく「そんなのできるの?」と驚かれたのだそう。
取り出しにくい下段のポケットも、ファスナーが下にあることで背負いながら取り出せ、斜めにカットされたポケットは障害がなくスムーズに手が届きます。

また、ポケットの位置を背面に設計したことで荷物が体に近くなり軽く感じるのだそう。
こうした細部にバッグづくりの知識や経験がたくさん活かされています。

素材が強くても主張しすぎない、普段使いできるようなバッグ。あくまで脇役的な存在でいたいと語る三輪さん。
三輪さんたちにとってバッグはファッションアイテムでありながらも日々のくらしに役立つ生活道具のような存在。機能や素材を考えた上で使う方の生活にどうなじむかを大切に、ものづくりをされています。

そして今回のイベントではさらに完璧に近づいた別注のリュックも登場します。
最大の特徴は前ポケット。背面のポケットとは違って少し気軽なものを、例えばハンカチや手紙、イヤフォンなどの『ちょっと入れておきたいもの』が収納できます。
雨などの水滴が入り込みにくくなるようファスナーをつけたりと細部にまでこだわっています。

このポケットの位置や形状もたくさん検討した中で決まったもの。
また、サイズは現行のMとLの間、MLの寸法。実はサイズで悩む方が多いことから「中間のサイズがあれば」と相談をして形となった、NIZYU KANOとカタカナの特別なリュックなのです。

最近は感染症の影響でイベントの機会が減っているのため、お客様に会えない分どういう接点をつくれるのか考え続けている三輪さんご夫妻。
できれば今回のイベントでも、バッグを気になっている方は手に取ったり背負ってみたりしてほしいと語ります。

最後にこれからの「NIZYU KANO」を聞きました。
「鞄が中心ですけど、もう少しライフスタイル全般に関わるもの、作業着だったりエプロンだったり、そういうものもつくっていきたい」と三輪さん。とっても楽しみです。

イベントではCANVAS×LEATHERリュック・サコッシュのオーダーと、人気のLIGHT NYLONリュックも並びます。

 

 

 

どんな人でも、どんな服を着ていても、どんな趣味の人でもなじむもの。
性別年代を問わず手にとってもらえる理由がなんだかわかった気がします。
ぜひ作品を手に取り、素材の手触りや質感を感じてみてくださいね。

 

三輪さん、本当にありがとうございました。

 

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「にじゅうかのうのリュック展 」
会期 2021年4月16日 (金) – 5月6日 (木)
場所 カタカナ自由が丘店

こんにちは、カタカナの河野です。

突然ですが、自由が丘店の店長である僕の妻はかなりのリュックマニアです。
「そんなにいるのかな?」 と言うくらいリュックを買い替えていたのですが、
5年前にこのリュックに出会って「リュックさがしの旅」が終わりました。
妻曰く「ほぼ完璧」らしいです。

今回のイベントではさらに完璧に近づいた別注リュックも並びます。

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【カタカナのつくり手とはこび手「にじゅうかのう」 CANVAS×LEATHERリュック・サコッシュ編】記事はこちら→
【カタカナのつくり手とはこび手「にじゅうかのう」 ライトナイロンリュック編】記事はこちら→